キレイな姿勢と動けるカラダづくり専門の
千葉のパーソナルトレーナー五木田です。
またまた先週のことですが、市原市五井にある、
ホットヨガ・マタニティヨガ・ママヨガスタジオgarbha様主催の
世界遺産 高野山金剛三昧院のご住職をお招きした【阿字観瞑想】体験会
に行ってきました!
阿字観瞑想とは、真言密教の瞑想法で、
弘法大使空海が伝えたとされています。
この日は、「数息観」と「阿息観」という瞑想法を行いました。
呼吸が深くなっていくにつれ、体温がどんどん上がり、汗がタラタラ。
最初は、足の痺れを感じたり、なかなか集中しきれなかったのが、
足の痺れも感じなくなり、ただ座る。ただ呼吸をする。只管打坐。
ただ気持ちが良い。どんどん深く入っていく。
瞑想状態に入っていくのを感じることができました。
あっという間に1時間ほど過ぎ、、入り込みすぎたのか、
しばらく、瞑想状態からなかなか戻ってこれませんでした(笑)
でも、身体中からエネルギーが湧いてくるような感覚がありました。
帰り道も身体が軽いし、視界がクリア!とにかく気持ちが良い♪
まあ、そんなわけで、自分にとっても素晴らしい時間となったのですが、
やはり、トレーナー目線としての気づきもたくさん湧いてきます。
思いつくまま書いてみると、、
例えば、呼吸が深くできるようになると、代謝が上がり、体温が上がります。
今回、自分自身も改めて、実感することができました。
これは、自律神経の働きが整い、副交感神経が優位となるからと説明できます。
また、腹式呼吸で呼吸をしましょう、という事を言ったりしますが、
そもそも、腹式呼吸がわからない、腹式呼吸ができない、という方もいますし、
身体の構造上、適切にできない状態になってしまっている方もいます。
腹式呼吸とは何なのか?どうなると正しいのか?
どうなるとできていて、できていないのか?
感覚論ではなく、論理的に説明ができます。
例えば、良い姿勢を作ろうと思えば、
骨盤をニュートラルな位置にコントロールすることができ、
腰椎は安定し、胸椎が伸展した状態を保て、その上に頚椎があり、頭部があるか。
そして、座った状態であれば、
重心線が垂直に坐骨に乗っているかどうか?
無駄な筋肉の緊張はないか?
その辺を踏まえてやった方が、
正しく呼吸ができる、座禅がやりやすくなる。
瞑想状態に入りやすくなる。
座禅も瞑想も素晴らしいものだと思います。
でも、身体が硬くてうまく座禅が組めない人もいる。すぐに足が痺れてしまうとか。
そんな場合は、ストレッチから入ったほうがいいかもしれない。
どんな動きができないかで、どこの関節の動きが悪いのか、
どこの筋肉が硬くなってしまっているのかが、分かります。
座るのも、立つのも、呼吸をするのも、全て運動です。
「運動」という視点から、座禅や瞑想を見てみると、
効率よく、うまくできるようになるかもしれません。
東洋的に捉えるのか、西洋的に捉えるのか。
どっちが良いとか、悪いとかじゃないんですよね。
結局、見え方、捉え方の違いで、見てるものは一緒ですから。
自分が見やすい方、理解しやすい方で捉えればいいと思います。
できれば、両方の視点を知っておいた方が正確な判断がしやすいと思います。
車で行くのか、電車で行くのか、飛行機で行くのか、手段の違いでしかありません。
例えば、「調身・調息・調心」という禅語があります。
これは、正しい姿勢を保ち、正しい呼吸法で坐禅を組めるようになれば、
心身ともに整う、という意味になるそうです。
これ、西洋的に、トレーナー的に見ても一緒なんですよ。
呼吸は、人間が一番最初に始める運動ですし、死ぬまで続ける運動です。
しかも無意識に行っているもの。1日に2万回ほどすると言われています。
そう考えれば、
呼吸が崩れれば、心身に影響があるのは、当然。
呼吸が大事なのは、当然。
関節は消耗品であり、途中で部品を変えることができません。
姿勢が崩れて、特定の関節に負荷がかかるようになれば、痛めて当然。
姿勢が大事なのも、当然。
痛みがあれば、心は乱れるでしょうし、
呼吸が無意識に浅くなってしまえば、
交感神経が優位になり、心も乱れるでしょう。
で、結局、目的に対してあらゆる手段が考えられるわけで、
自分にあった手段を選べばいいと思います。
姿勢を整えることから入ってもいいし、
呼吸を整えることから入ってもいいし、
心を整えることから入ってもいい。
それは、座禅でも瞑想でもいいし、ヨガでもピラティスでもいいし、
ストレッチでもいいし、トレーニングでもいいし、散歩でもいい。
読書でもいいし、映画でもいいし、音楽でもいい。
入り口はなんであれ、最終的に自分が行きたいところに行ければそれでいい。
自分にとって居心地が良いものか、続けられそうか、
正解なんて、人それぞれで、絶対的なものなんて、ありませんからね。
視野は広く、多面的に、あらゆる観点から、見てみるのがいいと思います。
可能性はいくらでもありますから!
腹式呼吸がうまくできない、肩こりや腰痛が解消しない、
ヨガやピラティスがうまくできない、ゴルフがうまくならない、
ランニングの記録が伸びないなどの悩みも、
アプローチ方法を変えてみたら、簡単に改善するかもしれません。
何かお悩みがあれば、お気軽にご相談くださいね☆
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、また!
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身体のお悩みご相談ください
パーソナルトレーナー
五木田穣
追伸
早速、久利康暢ご住職の著書も拝読させていただきました(^^)
LINE@はじめました!こちらから、お気軽にご質問、ご相談下さい☆
岩田松雄リーダーシップスクールのインタビュー記事です。
ダイエットコンシェルジュ様から、「あなたが走っても走っても痩せない理由はコレ!運動とダイエットの関係性とは」といった内容で取材を受けましたので、私の考えをお伝えさせいただきました。
特集「~知っておきたい身体の機能~呼吸と運動の関係」において、DNS、FMSといったメソッドを中心に呼吸と運動の関係についての解説とエクササイズ監修をさせていただきました。
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