アキレス腱を断裂してしまい、自宅療養中のパーソナルトレーナー五木田です。
今日で、受傷16日目。
現在、保存療法で治療中で、受傷13日目で、ギプスでの固定から装具へと移行しています。
今日は午後から、リハビリに通院してきます。
アキレス腱断裂について、知識と経験に基づくリアルな情報を、わかりやすくお届けします。
お品書き
■アキレス腱とは?
アキレス腱とは、ふくらはぎの筋肉の腱の部分です。
すべての筋肉は腱を介して骨にくっついており、アキレス腱は人体最大の腱と言われています。
ご自身の踵(かかと)を見てみてください。
踵(かかと)の上のつまむことができる太いやつ。それがアキレス腱です。
アキレス腱は、踵の骨にくっついており、筋肉が収縮すると、踵の骨を上方に引っ張りますので、つま先立ちしたり、踵を持ち上げるような動きに関与します。
■アキレス腱断裂とは?
アキレス腱断裂は、ダッシュやジャンプなどの動作や、踏み込んで切り返すような動きで、急激にふくらはぎの筋肉が引き伸ばされた時などに起こると言われています。
まさに私もそれでした。。
当日は、かなり身体の感覚が良く、疲労して張っていたのは感じていたものの、その感覚が気持ち良くて、繰り返し行ってしまいました。
そしたら、背後から「バツン!」という音がしたんです。
「え?」と思って後ろを振り向いた瞬間に、すぐに気付きました。。
これは、アキレス腱が切れたやつだと。。
■アキレス腱断裂をした時の症状は?
上記した通り、「バツン!」といった破裂したような音が聞こえます。
本当に、よく音が聞こえました(笑)数m離れていても聞こえたそうですので(笑)
当日の私の瞬間の感覚としては、ワイヤーか何かが切れて、何かが天井から落下してきたのかなと思い、後ろを振り向きました。
アキレス腱が切れた時の本人の感覚としては「アキレス腱のところを誰かに蹴られたような感じがする」とよく言われています。
私自身は、蹴られたという感覚ではなかったですが、何かがアキレス腱に起きたのがすぐに分かりました。そして、「バツン」という音と、自分の感覚で、すぐにアキレス腱が切れたのだと理解しました。
その他直後の症状としては、歩行が困難になり、つま先立ちはできません。
その辺は把握してますので、そのまま座り込み、応急処置をしてもらうのを待ちました。
■アキレス腱が切れた時の応急処置は?
私の場合は、不幸中の幸いか、現場にアスレティックトレーナーの方がいてくれたものですから、安心して処置を任せることができました。
もし、アキレス腱が切れてしまったら、まず安全な場所、周りの人に迷惑にならない場所に移動しましょう。この時、無理に歩こうとしないでください。
私の場合は、両肩を支えていただきながら移動することができました。
そして、うつ伏せになり、全身を安静にしましょう。
図のように、副子を当て、つま先を伸ばした状態で固定をします。
当日は、確かダンボールで固定してもらったと思います。
そして、患部をアイシングをしながら、医療機関へ搬送してもらいましょう。
■アキレス腱が切れているかどうかの判断は?
[youtube]https://youtu.be/CSDxhC8ewH8[/youtube]
トンプソンテストという方法で判断ができます。
ふくらはぎの筋肉はかかとの骨にくっついていますので、通常であれば、筋肉をつまむと、かかとの骨が引っ張られ、足首が動きます。
ところが、アキレス腱が断裂してしまうと、ふくらはぎの筋肉をつまんでも、足首が動きません。
はい、本当に動きませんでした(笑)
■アキレス腱を断裂した時の治療法は?
手術で縫合するか、自然に繋がるのを待つ保存療法があります。
それぞれのメリット、デメリットを考慮した上で、Dr.と相談の上、
私は自己治癒力を信じ、保存で行くことにしました。
最近では、手術と保存で治癒後もあまり差異はないという報告も多いです。
結局は、手術の場合は、執刀医の腕次第というところと、リハビリ次第かなと考えています。
皆さんも、運動していて、アキレス腱やふくらはぎの筋肉の張りを感じたら、気をつけてくださいね。
激しい運動をする時、久しぶりに運動をする時などは、特に注意してください。
次回は、受傷直後から現在行っているリハビリの内容を書きたいと思います。
それでは、また!
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パーソナルトレーナー
五木田穣
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ダイエットコンシェルジュ様から、「あなたが走っても走っても痩せない理由はコレ!運動とダイエットの関係性とは」といった内容で取材を受けましたので、私の考えをお伝えさせいただきました。
特集「~知っておきたい身体の機能~呼吸と運動の関係」において、DNS、FMSといったメソッドを中心に呼吸と運動の関係についての解説とエクササイズ監修をさせていただきました。
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