今、「DL」してきました!
パーソナルトレーナー五木田です!
「DL」とは、「ディズニーランド」ではありません!
「デッドリフト」です!
トレーニングです!
ケツが効いています!\(^o^)/
…それでは、クライアントや読者の皆様からいただいた素朴な疑問にお答えするQ&Aブログを更新致します!(←急に。笑)
「体幹とは何ですか?」
最近は、「体幹トレーニング」という言葉がよく出回っていますね。
「体幹トレーニングは教えてますか?」みたいな問合せも、ちょくちょくいただくので、「体幹トレーニング(と言われるもの)」について何回かに渡って、基本的なことを書いていきたいと思います。
ご興味ある方は、ぜひ読んで行ってください。
まず今回は「体幹とは何なのか?」書いて行きます。
■「体幹」の骨組みについて。
まずは、全身の骨格をご覧ください。
人体の構造は骨からなりますので、骨から考えて行きましょう。
体幹とは、解剖学的には、四肢(腕と脚)と頭を除く部分であり、胴体部分のことを指します。
体幹にある骨は、
脊柱(頸椎、胸椎、腰椎、仙骨)、
胸郭(肋骨と胸骨と胸椎)、
骨盤(仙骨、腸骨、坐骨、恥骨)
です。
脊柱はいわゆる、背骨。
胸郭は、あばら骨。
骨盤は、骨盤。
という認識でも、一般の方が理解するには、十分だと思います。
※鎖骨、肩甲骨は上肢(腕)に分類されますので、体幹ではありません。
※大腿骨は、下肢(脚)に分類されますので、体幹ではありません。
■体幹にある筋肉は?
そして、骨を動かすのが筋肉ですから、体幹部にある骨を動かす筋肉も考えて行きましょう。
体幹部の動きに関与する筋肉は、大まかに言うと、
腹筋群(腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋、大腰筋)と、
背筋群[脊柱起立筋群(腸肋筋、最長筋、多裂筋)、腰方形筋]です。
これらの筋肉が、体幹部の動きに関連します。
体幹部の動きは、
屈曲(前に曲げる)
伸展(後ろに反らせる)
側屈(横に曲げる)
回旋(捻る)
です。
■体幹の役割とは?
では、体幹の働きを何のかを考えてみると、大きく2つあります。
①安定させること
②力を伝えること
となるんですが、、こちらを書くと長くなってしまうので、次回に持ち越します。
では、今回のまとめです。
- 体幹とは、頭と腕と脚を除く部分。つまり、胴体のことである。
- 体幹は、胸郭、脊柱、骨盤から構成される。
- 鎖骨、肩甲骨は腕に分類される。
- 腕は、鎖骨から始まる。
- 骨盤と股関節は違うもの。
- 体幹の動きに関与する筋群は、腹筋群と背筋群である。
- 体幹の動きは、屈曲、伸展、側屈、回旋。身体を丸める、反らす、横に倒す、捻る、である。
- 大胸筋や広背筋は、体幹部(胴体)にある筋肉ではあるが、腕の動きに関与し、体幹の動きにはあまり関与しない。
次回は、体幹の役割について書いて行きます。
ちなみに、デッドリフトは、めちゃくちゃ「体幹」鍛えられますよ。
体幹トレーニングをキーワードにした書籍はたくさんありますが、本質を求める方には、コチラをお勧め致します。
それでは、また(^o^)/
千葉のパーソナルトレーナー
五木田穣