先日、北松戸にあるキックボクシングアカデミーROOTS様にて、
『寝返り動作で身体を整え、使いこなす〜回旋動作の基礎となる寝返りをマスターしよう〜』
というテーマでセミナーを行ってきました。
6月と9月に行った
『ムーブメントベースドトレーニング〜できない動きをできるようにする段階的トレーニング方法〜』
『呼吸で身体を整える〜呼吸という動作パターンから姿勢と動作を変える〜』
の続編になります。
「鍛える」前に「整える」。
私は、「整える→使える→鍛える」といった3段階でアプローチをしています。
整っていない身体で、運動をするということは、
車検が取れていない車で運転をするようなものです。
そりゃあケガもするでしょうし、パフォーマンスも低いでしょう。
車で言うなら、パンクした車で走らせるようなものです。
故障もするでしょうし、事故も起こしやすくなるでしょう。
だから、まずは車検を取ること、身体を整えることが必要。
車検が取れたら、身体を整えたら、運転の練習をしましょう。
適切な身体の使い方を学んでいきましょう。
そして、身体が整い、適切に身体を動かせるようになったら、
負荷をかけて鍛えていきましょう。まずは、鍛える前に整えることが必要です。
過去2回で、「整える使える鍛える」の「整える」「使える」の部分の内容を行ったので、
次のステップとして、「整えて使いこなす」に進み、そのための一つの手段として
「寝返り」をテーマに行いました。
まず、整える。
寝返りをするために必要なのは、まず脱力ができていること。
そして、各関節の可動域が適切にあることです。
ストレッチポールやベネクスを活用しながら、脱力を促します。
筋緊張が強く、硬い部分には、HYPERVOLTやHYPERSPHEREを使って緩めていきます。
必要に応じて、使えるもの、良いものはどんどん使っていきます。
(もちろん、何も使わずにもできることが前提ですけどね)
呼吸で緩める方法もあります。
緊張部位がないか、代償動作がないか、動きの繋がりがあるか、などを見ていきます。
手技を使いながら、動作や感覚の修正をしていきます。
動かしながら、少しずつ可動域を広げていきます。
特に脊椎の可動域、回旋可動域は重要です。
整った体で、整ったまま、体を動かしていく。
脱力ができて、体の各関節の可動域が十分に獲得できたら、
あとは、その状態を保ちながら、適切に体を動かす練習をしていきます。
体を動かす感覚を修正していくんです。
動画はこちら↓
[youtube]https://youtu.be/pzVXgESC8t8[/youtube] [youtube]https://youtu.be/yubyXRD2fJ8[/youtube] [youtube]https://youtu.be/774w4iefoNM[/youtube] [youtube]https://youtu.be/S3GOJh1sJeQ[/youtube]
寝返りの動きは、あのスポーツのあの動きと一緒。
で、脱力ができて、骨が1つずつ動いていく感じ、
下肢で生み出した力を、体幹を介して、上肢につなげていく感覚が、
あらゆるスポーツの動作と共通するわけです。
最後に、この感覚をどう実際の動作に変換していくかを行いました。
キックなんて、そのまんま寝返りの動きですからね!
参加者の声
ご参加頂いた皆様から、感想をたくさんいただいておりますが、FacebookとInstagramで一般公開されてる方の投稿をシェアしたいと思います。
アシスタントの声
今回も、Your Best Solution Mentorship Program(五木田塾)のメンバーにアシスタントに入ってもらいましたので、アシスタント目線での感想もシェアしておきたいと思います。
主催していただいた中島さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
今後とも、よろしくお願い致します!
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本日もお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、また!
心と身体の問題を整理して解決に導く
五木田穣
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岩田松雄リーダーシップスクールのインタビュー記事です。
ダイエットコンシェルジュ様から、「あなたが走っても走っても痩せない理由はコレ!運動とダイエットの関係性とは」といった内容で取材を受けましたので、私の考えをお伝えさせいただきました。
特集「~知っておきたい身体の機能~呼吸と運動の関係」において、DNS、FMSといったメソッドを中心に呼吸と運動の関係についての解説とエクササイズ監修をさせていただきました。
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