千葉県のパーソナルトレーナー五木田です。
先日、テクニカルアドバイザーを務めさせていただいているパーソナルトレーニングスタジオBody Base千葉駅前店にて、5月より全5回に渡って開催していた運動指導者向けセミナー「ムーヴメントパターンコンセプトにおけるエクササイズの分類と実践」が終了しました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
Train Movements , not muscles .
(筋肉ではなく、動作を鍛える)
これは、ファンクショナルトレーニング、パフォーマンストレーニングのパイオニアであるVern Gambetta氏が述べた言葉です。
脳からの指令は、「○○筋を動かせ」ではなく、「腕をあげる」「脚をあげる」などの動作単位で行われています。「どこどこの筋肉を使って、この動きをしよう」なんて考えながら、動くことなんてないですよね。
だから、ウエイトトレーニングでどこ筋を鍛えたから、どこ筋を使って動こうとすると、いわゆる「力み」に繋がったりして、不自然な動きとなります。
また、身体のどこかに痛みや違和感があるならば、あなたの日常生活で行っている動作は適切な動き方ではない可能性があります。であれば、動き方を考えていく必要がありますよね。
ただ筋肉を鍛えるだけでは、スポーツ動作、日常生活動動作の改善にはならない可能性があります。トレーニングで行う筋肉の使い方と、実際の動きにはギャップがあるからです。
そこを理解しないで行うと、トレーニングのための、トレーニングになってしまいます。
で、何か特別なことをやる必要があるのかというと、そうではなくて、ウエイトトレーニングのメリットやデメリット、身体の仕組みや関節の連動パターン、力学的な観点からの筋出力などを考慮して、ただやるのではなくて、明確な意図をもち、動作パターンから考えて、変えて行こう。というのが、今回お伝えしたかったテーマでした。
内容としては、かなりガッツリ実技の時間を設け、ガッツリ動いてもらいました。参加者の方々の知識レベルはもちろんのこと、毎回、身体能力も確実に向上していきました!適切な動きができてきたら、高重量でも同じようにできるようにと、どんどん負荷を増やしてやってもらいましたからね(笑)
基礎がないのに、いきなり応用ができるわけがありません。
掛け算、割り算ができなければ、二次方程式を解くことはできないですよね。
仮免取れないのに、いきなり路上を走れるわけがありませんよね。
身体の基本的な動きができないのに、身体の状態を高めることなんてできないですよね。
とりあえず、一段落しましたが、来月以降もパーソナルトレーニングスタジオBody Baseにて、運動指導者向けのセミナー、また、一般向けのセミナーも開催して行きます!内容に関しては、現在企画中です!
情報は、また近日中にリリース致します(^^)
それでは、また!
パーソナルトレーナー
五木田穣