
何事にも、原理原則というものがあります。
「原理」とは、
多くの物事を成り立たせる、根本的な法則(規則)。認識や行為の根本をなす理論。
「原則」とは、
特別な場合は別として、一般に適用される根本的な法則。
(Google先生調べ)
もちろん、トレーニングにもあります。
例えば、過負荷の原理というものがあります。
簡単にいえば、日常生活以上の負荷をかけなければ筋肉は発達しないというものです。
1〜2kgのダンベルでの運動だったり、自体重での運動(スクワットなど)は、
日常生活程度の負荷(日常生活で扱うくらいの重さ、強度)になるので、筋肉は鍛えられません。
これ当たり前ですよね。仮に、日常生活程度の負荷で筋肉が増えるならば、
そもそも、筋トレしなくていいだろうし、世の中の人、みんなマッチョになってるはずですもん。
日常生活でやらないような強度だからこそ、それに適応しようとして筋肉は発達するんです。
だって、1kgって、500mlのペットボトル2本ですよ?これくらいの重さ持ってませんか?
スーパーで買い物したら、牛乳とか醤油とか買ったら、それだけで2kgくらい軽くいきますよ。
毎日スーパーで買い物したら筋肉つきますかね?つかないですよね。
でも、日常生活というのも個人差があるので、
その人の日常生活が、お箸の重さくらいしか持たないというのであれば、
1kgのダンベルでも効果があるといえます(笑)日常生活以上になりますからね。
また、可逆性の原理。
こちらは、元の状態に戻ろうとすることを言います。
これも当たり前なんですけど、
学生の時、部活やっていたならば筋肉ある程度ついていたと思います。
でも、部活をやっていない今はどうでしょう?
筋肉落ちたと思いますよね?これを可逆性の原理と言います。
トレーニングも一緒です。やめたら元に戻るんです。
どんなに2ヶ月頑張ろうが、やめたら元に戻るんです。
2ヶ月やったら、そりゃあ効果が出ますよ。やったんだから。
「2ヶ月で−10kg」とか可能ですよ。でも、やめたら戻るんです。これが原理なんです。
2ヶ月どんなに頑張っても、継続しないなら、元に戻っちゃうんです。
トレーニングの原理に則って考えるならば、
最初から継続可能な方法でやっていかないといけないということになります。
2ヶ月でうんたらというのは、トレーニングの原理に反していると言えます。
何事にも原理原則があります。
それに則って考えるならば、どんな情報も惑わされず、判断することができます。
何事も考えて判断すること。どんな情報も、丸ごと鵜呑みにするのは危険だと思います。
噛んで、咀嚼して、自分の中にいれないとね。
自分の頭で考えて、理解しないと。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、また。
心と身体の問題を整理して解決に導く
五木田穣
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