特技は、バランスボールな千葉県のパーソナルトレーナー五木田です!
最近は、バランスボールで遊ばなくなった(バランスボールを使う事をトレーニングとは思っていない)ので、過去写真ですが、これが1番反響があったやつですかね。
けっこう、バランスボールの上に立ちたいという声を聞きます。
アクセスワードも「バランスボール 立つ」みたいなのも多いです。
そんなわけで、今回のQ&Aはコチラになります。
「どうしたら、バランスボールの上に立てるようになりますか?」
■バランスボールに立つくらい、誰だってできます。
実際のところ、バランスボールの上に立つことは、そんなに難しくありません。
誰だって立てるようになります。
私は、ボールの上で膝立ちまでできる方なら、30分以内に立てるようにすることができます。
足を上げてボールの上に座れる方なら、60分以内に立てるようにすることができます。
ポイントさえつかめば、誰だってバランスボールの上に立つことはできます。
↑ほら(笑)
アメブロからの古い読者の方には、懐かしいでしょうか?笑
皆の人気者、バランスボールおじさんです(笑)
ほとんど運動したことないような状態から、週に1回のレッスンを3ヶ月くらい続けたら、ここまでできるようになりました。
だから、断言します。
バランスボールに立つくらい、誰だってできるようになります。
■バランスボールに立てる=体幹が強い?
「バランスボールに立てる=体幹が強い」と思ってしまっている方が多いようです。
バランスボールおじさんは体幹が強いんでしょうか?
筋肉隆々なマッチョがバランスボールの上に立てなかったら、体幹は弱いんでしょうか?
バランスボールの上に立つには、「コツ」があるんです。
バランスボールの上に立てる=体幹が強い、というのはただのイメージであり、事実とは異なります。
■「コツ」とは、「重心」の感覚を得る事。
力学的観点からみれば、バランスが取れる=物体A(バランスボール)の重心に、物体B(自分)の重心が乗っていればいいんです。
バランスボールの重心と自分の重心が垂直に乗っていればいいんです。
重心と重心のずれを修正すれば立てます。
■では、解説しましょう。
バランスボールの重心は、球体なので、単純にボールのど真ん中です。
人の重心は、ざっくり言うと、みぞおちのあたりです。
これをなんとなくイメージしてください。
単純に座るだけで考えます。
赤い↓が重力。黄色い○がそれぞれの重心です。
ボールの重心の上に、自分の重心が乗っていますね。
こんな感じをイメージします。
では、ボールの上に立った時はどうなるでしょうか?
イメージにするとこんな感じになります。
どうですか?
バッチリ重心を乗せられていますよね!
バランスボールに立てるかどうか、足を上げて座れるかどうかは、この感覚がつかめるかどうかだけです。
バランスボールおじさんは、こんなのもお手の物です(笑)
重心がずれたほう(体重がかかっているほう)にボールは転がっていきます。
座った状態で足を上げて、後ろに体が倒れてしまう場合、重心が後ろにかかりすぎています。
座った状態で足を上げて、すぐに足が床についてしまうなら、重心が前にかかりすぎています。
座った状態で足を上げて、横に転がってしまう場合、身体(骨盤)がどちらかに傾いてしまっています。
それらが起きないように、随時、重心の位置を正せばいいだけなんです。
この感覚をつかめれば、膝立ちもすぐできますし、立ってしまうのも、そう遠くはありません。
バランスボールの上に立ちたいという方は、どうぞこちらの記事をご参考にされてください。
ただ、危ないので安易にマネをしないで下さいね。無理してやらないこと。
ケガをしてしまっては、何の意味もありません。
[youtube]http://youtu.be/j0qEBsKBB9Q[/youtube]
最後に、この動画を見てみてください。
重心をわざとずらしてボールを転がしながら、回っているのですが、
ボールの重心から、身体の重心が外れていないので落ちる事はありません。
重心のコントロールさえできれば、こんなのもできるようになっちゃいます。
■でも、何のためにバランスボールの上に立ちたいの?
最後に考えていただきたいのは、なぜ、バランスボールの上に立ちたいのか?
立てるようになる必要があるのか?です。
冒頭でも少し述べましたが、バランスボールを使うこと自体が、ただの遊びみたいなもんだと個人的には思います。
遊び程度のつもりでやる分には、いいと思いますが、競技力が高まると思って、バランスボールの上に立ちたいと思っているならば、要注意です。
バランスボールに立てることと、競技力を高めることに何ら関連性がありませんからね。
この辺については、また別の機会に。
では、まとめましょう。
- バランスボールに立つ「コツ」は、重心のコントロール。
- バランスボールに立てる=体幹が強いではない。
- 行う意味を考えましょう。
こんなのもできるようになります(笑)
以上!
ご質問、ご相談お待ちしてまーす!
千葉県のパーソナルトレーナー
五木田穣