千葉県のパーソナルトレーナー五木田です。
クライアントや読者の皆様からいただいた素朴なご質問等にお答えするQ&Aブログを更新致します。
「自律神経って何ですか?」
なんとなく自律神経という言葉は聞いたことがあるけど、よくわからないという方は、多いのではないでしょうか?
■自律神経とは?
細かい説明は割愛しますが、神経には、中枢神経系と抹消神経系があります。抹消神経はさらに、体性神経と自律神経とに分かれます。
自律神経は、我々の生命活動を24時間365日休むことなく支える、とても大切なシステムです。
血液循環、呼吸、消化吸収、排泄、免疫、代謝、内分泌など、恒常性を維持するために、自律神経は深く関わっています。自律神経が乱れるということは、これらの働きが乱れることを意味します。
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、この2つの働きのバランスが大切になってきます。
■交感神経と副交感神経
交感神経は、活動的な時に強く働き、副交感神経は、リラックスしている時に強く働くようになっています。
自律神経の交感神経と副交感神経は、交感神経はアクセルとして、副交感神経はブレーキとして働くと考えるといいかもしれません。
人を車に例えて考えると、
①アクセル(交感神経)とブレーキ(副交感神経)の効きが最高の時に、そのパフォーマンスは最大となると考えられます。
②アクセル全開(交感神経優位)で、ブレーキが全然効かなかったら、いつ事故(ケガ、病気)を起こすかわかりません。とても危険な状態です。
③また、アクセルをどんなに踏んでもアクセルの効きが悪かったら(副交感神経優位)、車を速く走らせることはできません。活動的な生活を送ることができません。
④アクセルもブレーキも効きが弱かったら、人という車の性能は最も低い状態となります。
■交感神経優位になりやすい現代社会の生活
現代社会に生きる我々は、様々なストレスにさらされ、交感神経優位になりがちです。
ストレスとは、もともとは物理学の用語で「物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態」を指します。
つまり、何か身体に影響を与えるものは、全て「ストレス」です。
例えば、天気、気温、湿度、気圧、騒音、光、空気、臭いなどもストレスですし、就職、転職、転勤、残業、夜勤、昇進、セクハラ、パワハラ、失恋、結婚、離婚、妊娠、出産、引っ越し、ご近所付き合い、上司、部下、同僚、友人、取引先、親しい人の病気や死別、、などもストレスです。あげればきりがありません。
他にも多々ありますが、ストレスを受けてることを自分では自覚していない場合が多いです。
気づかないうちにストレスを受けていて、自律神経が乱れてしまっている(交感神経が働きすぎな)場合があります。
下記にあげるものが当てはまる場合、自律神経の働きが乱れてしまっている可能性があります。
•寝つきが悪い。夜中に何度も目を覚ます。目覚めが悪い。休みの日に寝だめをしようとする。
•いつも疲れを感じている。疲れが取れにくい。
•食欲がない。または、空腹でないのに食欲が止まらない。
•食後、胃もたれをする。食前後に胃が痛くなる。
•仕事、勉強、家事など、やる気が出ない。集中力がない。
•悩み事が多い。不安感がある。
•イライラする。
•冷え性。顔色が悪い。体温が低い。浮腫む。
•血圧が低い。血圧が高い。血糖値が高い。
•急激な体重の増減。
•頭痛、肩こりがある。
いかがでしょうか?
自律神経を整える方法で、最もシンプルな方法は深呼吸です。
呼吸が浅くなると、交感神経が優位になりやすいので、意図的にゆっくり深く呼吸をすると、副交感神経の働きを促すことができます。ぜひ、生活の中に深呼吸を取り入れてみてください。
それでは、まとめましょう。
- 自律神経は、血液循環、呼吸、消化吸収、排泄、免疫、代謝、内分泌などの恒常性を維持するために働く。
- 自律神経には、交感神経と副交感神経がある。
- 交感神経は興奮、副交感神経はリラックスである。
- 交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキである。
- 自律神経の働きが乱れた状態は、心身の状態が良くないと言える。
- 現代人は、様々なストレスを受けていて、交感神経優位になりがちである。
- 深呼吸をすると、副交感神経優位に働すので、自律神経の働きを整えるために、生活の中に、深呼吸を取り入れると良い。
- リラックスする時間、空間を作りましょう。
それでは、また。
パーソナルトレーナー五木田穣