運は動より生ず。

「運は動より生ず」

これは、中国の古典の易経の冒頭に出てくる言葉です。

「運は、動くことで生じる」「運は、動きから生じる」

と解釈してもいいかもしれません。

自ら動くことをしないで

「なんかいいこと起こらないかな～」

なんて絶対起こるわけがありません。

「自ら動くことで、運は開ける」

自ら動くことで、そこに流れが生まれ、エネルギーが生まれ、「運が動く」のかもしれません。

また、動きを美しくすることで、人からの評価も良くなり、

「運が舞い込んでくる」のかもしれません。

または、心の動き、思考のパターンによって、「運が寄ってくる」のかもしれません。

結局のところ、自分で何もしないような人のところに運が舞い込んでくるわけはなく、

自ら動ける人の元にのみ、運はやってくるんだと思っています。

運がいいとか悪いとか言ってる暇があったら、まず動きましょうってことですかね。

だって「運は動より生ずる」んだから。

単に、体を動かすという運動も、運を動かすためには有益だと思います。

だから、これから運動を始めようって人は、運が動き出す手前だと思います。

まず、行動する。「動」があるから「運」が生ずる。

何かの動き「力」が生じると、その動き「力」が伝搬していきます。

これは物理法則でもあります。

動かせば、動く。

動かさなかったら、動かない。

身体が硬い、動かない、柔軟性がない。

動かせばいいんです。

身体が硬いという人は、身体を動かしていないだけです。

どんなに硬いという人も、毎日ストレッチしていたら、絶対に柔らかくなります。

結局のところ、地道なことを継続してやれるかどうか。

継続してやれる人、動き続けられる人だけが結果を手にすることができるんだと思います。

いたって、シンプル。

難しいこと、特別なことなんて、何も要りません。

本日もお読みいただき、ありがとうございます。