![体が硬いの「体」を考える〜どこなのかによってアプローチが変わる〜](https://yourbestsolution.jp/wp-content/uploads/2017/04/stretching-498256_1280.jpg)
千葉から沖縄に移住したパーソナルトレーナーの五木田です。
デュアルライフを実践中。ボヘミアンな働き方をしています。
11月から、こちらのブログとnoteのどちらかで毎日記事を更新しています。
「体がかたい」の「かたい」を考えてみましたので、続きまして、
「体」に関して考えてみたいと思います。
そもそも、「体がかたい」という時の、
その「体」って体のどこのことをさしてるの?
という疑問が湧きます。
前回は、精神面的な観点から論じたので、今回は運動的な観点から論じたいと思います。
「体が硬い」を正確に表現すると?
「体が硬い」と言う場合、おそらく「前屈ができない」とか、
「開脚ができない」ということを指すのだと思いますが、
でも、それって、具体的には
関節の動きが悪いこと、関節の可動域が狭いことですよね。
だから、適切な表現としては、「体が硬い」ではなく、
「関節可動域が狭い」
だと思います。
「関節可動域が狭い」原因を探っていくと、
「関節に原因がある場合」と、
「筋肉に原因がある場合」が
考えられます。
さらに、
「どこの関節」に原因があるのか、
「どこの筋肉」に原因があるのか
も考えられます。
(さらには、その原因の原因も考えられますが、キリがないので簡略にさせていただきます)
![](https://yourbestsolution.jp/wp-content/uploads/2017/04/49382be2eeffa16aece6a547af9dbb1f-1024x310.png)
※実際には、まず関節をみて、次に筋肉をみます。
前屈ができない原因は?
例えば、「前屈ができない」という場合、
足関節なのか、膝関節なのか、股関節なのか、
仙腸関節なのか、腰椎なのか、胸椎なのか、頚椎なのか、肩甲帯なのか、、
原因となる関節可動域の制限も、どこの関節の動きが悪いのか?で、色々考えられます。
また、それらはどこの筋肉が硬くなっているからなのか?
それとも、どこの筋肉が使えていないからなのか?
もしくは、重心のかけ方が悪いのか、脳への指令が悪いのか?
関節の詰まりがあるのか?意識の問題なのか?
などなど、色々考えられます。
「前屈ができない」だけでは、その原因は一括りにはできません。
股関節の可動域が狭いせいで、前屈ができない人もいれば、
脊柱(背骨)の可動域が狭いせいで、前屈ができない人もいるし、
足関節の可動域が狭いせいで前屈ができない人もいます。
さらに言えば、
ヨガやバレエや社交ダンス、エアロビクスをやられていて、
全体的にみれば、いわゆる体はやわらかい状態なのに、
ピンポイントで胸椎の動きが悪いとか、仙腸関節の動きが悪いといった
特定の箇所にピンポイントで可動域制限がある場合もあります。
「体が硬い」と一言でいえば、単純ですが、その原因は単純ではありません。
でも、体のどこが硬くなっているのか?
また、その原因はどこからきているのか?
それがわかれば、やるべきことは単純になります。
で、あとは必要なことをやるだけ。
各関節が動くように、適切にアプローチをしていけば、
1回のセッションで、前屈で両手が床につくらい簡単にできるようになります。
![](https://yourbestsolution.jp/wp-content/uploads/2016/08/admin-ajax.jpeg)
以前、床上20cmくらいだった方で、
90分のセッションで、手のひらが床につくまで改善したことがあります。
根性論じゃなくて、適切にアプローチすれば、体って素直に反応するんですよね。
もちろん、精神的な原因も考えられるので、それに対してもアプローチはかけます。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、またやーさい!
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