昨日は、法政大学の授業に特別講師としてお招きいただき、
『姿勢』をテーマにお話してきました。
半期に1回お招きいただいていまして、今年度で4年目になります。
昨日話した内容をベースに『姿勢』について考えてみましょう。
良い姿勢のメリット、悪い姿勢のデメリット
ざっくりですが、良い姿勢になると、たくさんのメリットがあります。
①見た目の印象が良くなる。
②代謝が上がり、痩せやすくなる。
③呼吸がしやすくなり、疲れにくくなる。
④痛みがなくなる。
⑤自信を持って行動できる。
etc...
逆に、姿勢が悪くなると、たくさんのデメリットがあります。
①見た目の印象が悪くなる。
②体型が崩れる。
③疲れやすい。集中力がなくなる。
④肩こり、腰痛などに悩まされる。
⑤自信がなくなる。
etc...
とにかく、姿勢が悪いことに良いことは全くありません。
自覚はないけど、すごく損している感じになります。
あらゆる体の問題は、姿勢が原因で引き起こされていると言ってもいいくらいです。
であれば、姿勢は良いに限る。そうは思いませんか?
良い姿勢とは?
では、良い姿勢とはどんな姿勢か?
一応、よく言われる定義があります。
それは、立ち姿勢を横から見たときに、
耳、肩、腰、膝、くるぶしが垂直であること。
この状態であれば、体に対して垂直に重力がかかるので、
どこかの関節に過剰な負担がかかったり、
どこかの筋肉が過剰に働いたりすることはありません。
あなたの立ち姿勢はどうでしょうか?
姿勢を良くするには?
まず、良い姿勢を意識することです。
常に、良い姿勢を保とうと意識を持つこと。
無意識だと姿勢が崩れてしまっているならば、
意識的に良い姿勢を保とうとしてみます。
座る時、立つ時、歩く時、人と話す時、買い物をする時、
電車に乗る時、本を読む時、パソコンを使う時、スマホをいじる時、、
とにかく、どんな時も良い姿勢を保とうとしてみる。
ひたすら良い姿勢を意識し続ける。
そうすれば、そのうち良い姿勢でいることが普通になってくる。
その時には、良い姿勢が無意識でできるようになってくる。
結局、良い姿勢の人というのは、
意識してやり続けた人が、無意識でできるようになっただけなんですよね。
良い姿勢の意識の仕方
でも、『意識をしましょう』と言っても、
『どう意識したらいいか』わからないですよね。
意識の仕方が間違ってしまった場合、良い姿勢にならない場合が出てきます。
例えば、
『肩甲骨を寄せる』『胸を張る』『お腹に凹ます』などは、
あまり良い意識の仕方とは言えません。
なぜならば、肩甲骨を寄せることも、胸を張ることも、お腹を凹ますことも
無駄に力が入ってしまっているからです。
不自然な姿勢の保ち方は自然にはなりえません。
私が良くお伝えするのは、上から吊るされているようなイメージを持つことです。
なぜならば、上から吊るされているのならば、
重力と同じ方向ですから、自然な力の流れです。
重力は垂直なのに、
肩甲骨を寄せるとか、胸を張るとか、お腹を凹ますとか、
横方向に力を意識するのは不自然だとは思いませんか?
勝手に良い姿勢になる仕組みの作り方
また、別のアプローチもあります。意識をするのではなく、
勝手に良い姿勢になるような仕組みを作ってしまうことです。
例えば、デスクワークの方の場合、
深く腰掛けて、お腹とデスクの距離を近づけてしまう。
そうすれば、背中を丸めにくいので、自然と良い姿勢になりやすいです。
このように、いかに自然に良い姿勢を作れるようにするか、
悪い姿勢にならないような仕組みを自分の生活スタイルに合わせて、
仕組み化していくというアプローチもあります。
あなたに合った最善の解決方法、Your Best Solutionが必ずあります。
姿勢を良くしたい方、ぜひご相談下さい☆
【姿勢に関する過去記事】
・「姿勢」には「心」の姿勢と「身」の姿勢の2つがある。
・姿勢と感情は一致する。
・自然な姿勢は美しい。自然だから美しい。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、また!
心と身体の問題を整理して解決に導く
五木田穣
LINE@はじめました!こちらから、お気軽にご質問、ご相談下さい☆
ダイエットコンシェルジュ様から、「あなたが走っても走っても痩せない理由はコレ!運動とダイエットの関係性とは」といった内容で取材を受けましたので、私の考えをお伝えさせいただきました。
特集「~知っておきたい身体の機能~呼吸と運動の関係」において、DNS、FMSといったメソッドを中心に呼吸と運動の関係についての解説とエクササイズ監修をさせていただきました。
各種お問合せは、コチラから。
※24時間以内に返信致します。
YouTubeで動画配信してます☆
チャンネル登録はコチラから。