キレイな姿勢と動けるカラダ専門の
千葉のパーソナルトレーナー五木田です。
本日のセッションで、クライアントとお話していたのが、
「無理にジムに通おうとしなくてもいいんじゃないですか?」
ということ。
その方は、ジムで筋トレやスタジオレッスンに参加された時に、
膝や腰、肩をちょいちょい痛めてしまいます。
なんでかといえば、身体の使い方が悪いんですよね。
身体に負担のかかるような動き、効率の悪い動きをしてしまう。
身体で硬くて動かないところがあるのに、無理やり動かしちゃう。
その結果、痛めちゃう。
「無理なもんは無理」なんだから、
無理やり動かしたら、そりゃあ痛めちゃいますよ、と。
で、
「そもそも何のためにジムに通っているんですか?」
「ジムに通う目的は何ですか?」
「その目的は達成されているんですか?」
と聞いてみたら、
「痛みをとりたい」「健康になりたい」と。
それなのに、ジムに通うことで、かえって痛めてしまっているわけです。
そうなると、目的に対する手段として、ジムは適切ではないのかもしれません。
何かしらの身体の痛みを抱えている方は、
多くの場合、頑張り屋さんがとても多いです。
だから、さらに頑張って、良かれと思って、
ジムに通ってみてるわけですね。
ジムで筋トレしてみたり、ランニングしてみたり。
スタジオレッスンを受けてみたり、プールで泳いでみたり。
頑張ることは良いことかもしれません。
でも、本来の目的を達成できないのならば、
その頑張りって必要ないんですよね。
痛みがある方にとって必要なのは、身体を鍛えることではなく、
身体を緩めたり、整えたりすることです。
そうなると、それってジムは必要ではないんですよね。
痛みをとりたい、身体の使い方をよくしたいと思って、
ピラティスやヨガのレッスンに参加してみて、無理に動いてかえって痛めちゃう。
できない自分にストレスを感じ、さらに頑張っちゃう。
そんなに頑張らなくてもいいんですよ。
もうすでに十二分に頑張っているんだから、それ以上頑張らないで、
身体を労わってあげる時間を作ってあげましょうと。
周りの人は、ジムでの運動を勧めるかもしれません。
でもそれって、その周りの人の価値観であって、
自分にとっても当てはまるかというと、必ずしもそうではないんです。
ジム自体が悪いとか、必要ないというわけではなくて、
目的だったり、現在の状態によっては必要なかったりするわけです。
「今の自分にとって必要かどうか」
全ての判断基準はそこになります。
他人の価値観に従う必要はありません。
何かの目的に対して、何かをしていて、
効果が出ていないならば、その方法は適切ではありません。
他に良い方法があるかもしれません。
ただ惰性で、なんとなくやっているのは、
ちょっと時間と労力とお金がもったいないかなと思います。
だから、「○○しなければいけない」みたいな
考え方、思い込み、先入観は一度捨ててみるといいかと思います。
捨ててみて、やっぱり必要だと思えば、またやればいいだけですから。
そんな考え方なので、トレーナーなのに、
「ジムやめればいいんじゃないですか?」
とか話しちゃうわけです(笑)
だって、私が提供したいのは、
Your Best Solution(最善の解決方法)ですから。
所詮、運動も目的に対する一つの手段でしかありませんからね。
何事にもとらわれることなく、客観的に物事は判断したいですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、また!
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好きな言葉は、中庸。
パーソナルトレーナー
五木田穣
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ダイエットコンシェルジュ様から、「あなたが走っても走っても痩せない理由はコレ!運動とダイエットの関係性とは」といった内容で取材を受けましたので、私の考えをお伝えさせいただきました。
特集「~知っておきたい身体の機能~呼吸と運動の関係」において、DNS、FMSといったメソッドを中心に呼吸と運動の関係についての解説とエクササイズ監修をさせていただきました。
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