「こだわり」とは、ただの「エゴ」である。

キレイな姿勢と動けるカラダづくり専門の

千葉のパーソナルトレーナー五木田です。

 

「こだわる」という言葉について。

「こだわりの◯◯」というのを、よく目にします。

「こだわりの食材」「こだわりの味」とか。

 

この場合の「こだわる」は、

「妥協しない」とか「とことん追求する

といったニュアンスで使われることが多いようですが、

 

本来「こだわる」という言葉は、元々ネガティブな意味合いを持つ言葉です。

「物事がとどこおる」「つっかえる」「差し障る」

「些細なことに気持ちがとらわれる」といったニュアンスがあります。

 

つまり、

「こだわる」というのは、主体が自分であって、

自らの主観にとらわれているということ。

 

こっちからしてみたら、

「そんなとこどうでもいいよ〜」なんて場合もあるかもしれない。

職人気質になればなるほど「こだわり」が強くなるのかもしれません。

こだわればこだわるほど、マイナスなこともあるかもしれません。

 

「自分にとっては良い」ことが、「相手にとっても良い」とは限りません。

「これはよかったよ!」「あれはダメだよ!」って価値観のおしつけです。

何が良くて、ダメかを決めるのは、自分自身であって、

他人が決めることではありません。他人に決められるものでもありません。

 

また、エゴとは、egoisticやegoismの略で、

「利己主義な考え」「利己主義な人」といった意味があります。

 

やはり、主体が自分で、自分の利になることしか考えていない。考えられない。

我が強い。自分の考えに固執し、こだわりが強い。人の意見に耳を傾けにくい。

 

「こだわり」も「エゴ」も、主体が自分で、目線が相手に向いていません。

自分のことばっかりで、自分にしか目が向いていない。

目の前の相手のことを考えられていない。

 

こだわればこだわるほど、自分にとらわれ、相手のことが見えなくなる。

そんなもんいらないですよね。「こだわり」も「エゴ」も無駄でしかありません。

 

トレーニングしましょう!は、トレーナーのエゴ。

必要だったらすればいいし、必要ないならしなければいい。

こだわりは、自分のエゴ。相手にとってそれ必要ですか?

 

こだわりもエゴも捨てちゃいましょう。

相手の目線で物事を考えましょう。

 

常に、考え方も姿勢もポジションも

偏りなくニュートラルでいたいですね〜。

それが一番バランス良いし、気持ちが楽です。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

 

それでは、また!

 

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パーソナルトレーナー

五木田穣

 

 


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