目的と手段は適切か?目的の目的まで考えてみる。


キレイな姿勢と動けるカラダ専門の

千葉のパーソナルトレーナー五木田です。

 

今朝のセッションで「お尻を鍛えたい」というクライアントと話していて、

改めて目的と手段を正しく認識することが大切だなと思いましたので、

思ったことを書いておきます。

 

■お尻を鍛える種目はたくさんあるけど、どれをやる?

「お尻を鍛えたい」という目的の場合、手段としてお尻を鍛えるエクササイズをやるということになります。でも、お尻を鍛えるエクササイズなんていくらでもあるわけです。

ヒップリフト、ヒップエクステンション、ヒップスラスト、デッドリフト、スクワット、ヒップアブダクション、クラムシェル、、などあげていったらキリがありません。

また、自体重でやるのか?それは、うつ伏せなのか?仰向けなのか?四つ這いなのか?立位なのか?マシンでやるのか?フリーウエイトでやるのか?などいろいろ考えたらキリがありません。では、その中でどの種目を行うのか?それを考えるには、さらに情報が必要です。

お尻を単に大きくしたいのか?形を整えたいのか?引き締めたいのか?速く走りたいのか?ゴルフの飛距離を伸ばしたいのか?膝の痛みをとるためなのか?その「目的の目的」によって、手段が変わってくるんです。

どの種目をやるのか?どの種目を組み合わせるのか?どの種目から始め、どの種目にレベルをあげていくのか?それはその人の運動経験レベルにもよるし、筋力レベルにもよるし、体の柔軟性にもよります。

これまた考え出しだらキリがありませんが、でも、そこまで徹底して考えていかないと、目的にあった適切な種目を案内することができませんし、本当の意味での目的を達成することができません。さらには、脱力ができない、つい動きが早くなってしまうなどがあれば、心理状態や、思考の癖も影響していますから、考えることは多岐に渡ります。

 

■目的によって手段が変わる。

例えば、ボディビル的にお尻を鍛えたい場合と、スポーツのパフォーマンスを高めたい場合では、手段として行う種目は明らかに変わってきます。

ボディビル的にお尻を鍛えたい場合なら、どんな種目でもいいから、とりあえず鍛える。色んな種目をやる。その中で、その人の体のタイプにあった効かせやすい種目を選んだり、フォームを正したり、高重量が扱える種目、ピンポイントで効かせられる種目を選んだり、重さや回数の設定だったり、種目の組み合わせだったり、種目の順番だったり、トレーニングの頻度だったりを考えていきます。これはこれで考えることがたくさんあります。

一方、スポーツパフォーマンスを高めたい場合には、単に筋肉だけ鍛えてもパフォーマンスに繋がらないなら意味がありません。その競技動作の特徴を知り、競技動作の質を高め、怪我は防ぎ、パフォーマンスにつながるような鍛え方をしなければなりません。

どういう動作パターンなのか?どういう運動連鎖が起きているのか?どの筋肉を使うのか、どういう感覚で動いているのか?その人は、どんな動きの癖があるのか?良いといわれる動きはどんな動きなのか?どういう感覚を養いたいのか?どういう技をできるようになりたいのか?そのためにはどれくらいの筋力が必要なのか?どれくらいの柔軟性が必要なのか?どんな感覚が必要なのか?それらを擦り合わせていきながら、種目を選び、行っていかなければなりません。

お尻を使おうと思っても、どうしても太ももの筋肉を使ってしまう場合であれば、まず太ももの筋肉の過緊張を緩めなければなりません。大腿骨頭の位置、足関節のアライメントが崩れているなら、その位置を修正する必要もあるでしょう。コアの筋肉が抜けやすいなら、コアの筋肉を活性化する必要もあるでしょう。もう本当に「お尻を鍛えたい」と言う場合だけでも、やるべきこと、考えるべきこと、たくさんあるんです。

 

■目的の目的まで考える。

よく初めての方に「目的は何ですか?」と聴くと「お尻を鍛えたいです」というような答えが返ってきます。それで「じゃあお尻を鍛えましょう!」で始めちゃうと、手段が間違ってしまう場合があります。その場合、効果もイマイチです。

「お尻を鍛えたい」という目的に対して、さらに突っ込んで「お尻を鍛えたいという目的は何ですか?何のために鍛えたいんですか?」と聴いていく必要があります。それは老化を防ぐためだったり、自信を取り戻すためだったり、モテたいと言う場合だったり、憧れている人がいる場合だったり、走るためだったり、それぞれに「目的の目的が存在する」わけです。

それによって、何をすべきかが変わる。心の欲求が分かる。共通の目的、ゴールを共有できる。だから共に目的に向かって歩むことができる。親身になれるし、信頼関係を結ぶことができる。「聴く力」があるかないかで、クライアントとの信頼関係、継続率が変わってくると思っています。

 

■物事の本質を見抜く力

つまりは「物事の本質を見抜く力」が必要だと思っています。

なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?と追求し、根本的な原因、問題を探っていく。だから、根本的な問題解決ができる。いわゆるトヨタ式ですね。

ダイエットなら、なぜ太ってしまったのか?なぜ食べ過ぎてしまったのか?どういう時に食べてしまうのか?それはなぜか?どうしたら、それをしなくなるか?なぜ続かないのか?などを考える。ただ食事制限をしたり、運動をしても、根本的な問題を理解し、解決しない限り、またリバウンドしてしまう可能性があります。

肩こりなら、なぜ肩が凝っているのか?なぜ血流が悪くなっているのか?どういう時に肩がこるのか?どうすれば血流がよくなるのか?血流が良い状態を維持するためにはどうしたらいいか?などを考える。一時的にマッサージしたり、血流を促すだけでは、根本的な問題解決とはなりません。根本的な原因は何か?そこを追求し続けることが大切だと考えています。

一方的な意見に固執することなく、客観性、論理的思考、多角的な視点、幅広い知見、探究心などを身につけていくことが必要かなぁと思っています。

 

ちなみに、今日の「お尻を鍛えたい」というクライアントは健康維持が目的な70歳の女性でした(笑)ここまでの話、ほとんど関係ないですね(笑)

でも、自分の脚でいつまでも歩けるようにだったり、転倒予防だったり、認知症予防だったりを考えると、お尻を鍛えることは重要です。色々検討要素がありますが、トレーニングでは、スクワットやデッドリフト、ステップアップ、ショルダープレスなどをやっていただいていて、筋力も高めつつ、血流を促し、脳も使い、全身運動を行うようにしています。

 

そんなこんなで、こんな感じで色々なことを考えつつ、一人一人のクライアントと向かい合うようにしています。いや、寄り添うようにといった方がいいですかね。

Your Best Solution(最善の解決方法)を提供するYour Best Partner(最高のパートナー)でありたいと思っています。

 

根本的に問題解決をしたい。自分にあった方法を知りたい。

そんな方は、ぜひお気軽にご相談してくださいね☆

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

 

それでは、また!

 

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パーソナルトレーナー

五木田穣

 


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