キレイな姿勢と動けるカラダ専門の
千葉のパーソナルトレーナー五木田です。
「継続は力なり」と言いますが、何事も継続しないと効果は持続しません。
ダイエットにしても、痛みの改善にしても、身体を改善していくためには、
今ある「習慣」を変えていかなければなりません。
継続し、習慣化するためには、3つのポイントを意識すると良いです。
①簡単なこと。
②何かとセットにすること。
③気持ちが良いこと(楽しいこと)。
順々に述べていきましょう。
お品書き
■できるだけハードルは下げる
まず、できるだけ簡単なことから始めましょう。
人は、目標設定を最初から高く設定しすぎて挫折しやすいものです。
例えば、運動習慣をつけたいならば、いきなりジムに通おうとする前に、
エスカレーターを使わないで階段にしてみるとか、それくらいから始めてみる。
今の生活にちょっと何かを足すくらいでいいんです。
それくらいだと、簡単に、気楽に取り組めます。小さな成功体験を積めます。
そうすれば、楽しみを感じやすいし、自信も持てます。
継続しやすいです。
それも大変そうなら、駅の中だけとか、会社の中だけとか場所を限定してみる。
それも大変そうなら、帰る時だけとか、時間や体力的にもあまり制限をかけない状態に限定してみる。
ハードルはできるだけ下げてみる。
今できていないけど、すぐにできそうなこと、
できたら良さそうなことから始めてみる。
それができたら、またちょっと足してみる。
自分で勝手に目標を高く設定して、できないと落ち込んでも仕方ありません。
だったら、自分で勝手に目標を低くして、できたことに喜んだ方がいいです。
そうした方が楽しくて、継続しやすいですからね。
実際に、パーソナルトレーニングの次のセッションまでに、
ご自宅で何かをやっていただく場合にも、
提供するものは1つか2つ。多くても3つくらいです。
ストレッチポールに寝るとか、ストレッチやエクササイズを1〜2種類。
目的に対して、必要なもの、優先度が高いもので、
できるだけ簡単にできるものをお伝えしています。
■何かと組み合わせると習慣にしやすい
また、習慣化するには単独で何かを始めるより、何かと組み合わせた方がいいです。
先ほどの階段を使うという例で考えてみると、
階段を使うのは、通勤途中や会社での話ですね。
「駅=階段を使う」「会社=階段を使う」のように
何かと関連付けると人の記憶は残りやすく、習慣化しやすいです。
駅に着いたら、会社に着いたら、
「よし、階段を使おう」と反射的に頭によぎるようになります。
これなら忘れにくいですし、大して気負わず、取り組めるようになります。
例えば、ストレッチポールに寝てもらう場合、
朝起きたらか、寝る前にやりましょうとお伝えしています。
起きるも、寝るも毎日絶対やることだからです。
毎日必ずやることだから忘れることはありません。
そこに組み合わせるから、自然と実行に移しやすい。
理想的には、朝起きたら顔を洗うように、食事をしたら歯を磨くように、
自然と日常生活に溶け込ませたい。そのためには、何かと組み合わせる、
日常的にやることに組み合わせるのが良いです。
■苦痛は長続きしない
人はつらいことは嫌いです。できればつらい、きついことはしたくない。
人ってそんなもんです。
だから、苦痛が伴うものは基本的に継続しづらい。習慣になりにくい。
短期間なら頑張れるかもしれません。
でも、短期間だけ頑張ってみても、そこでやめてしまったら元通り。
継続できないなら、効果もそこまで。
そこに何の意味があるのでしょう?
であれば、最初から継続できる形で、
効果が持続できる形でやっていった方がいいと思っています。
楽しいことは、楽しいから、続けたくなります。
気持ち良いことは、気持ち良いから続けたくなります。
気持ちがよくて、楽しくて、簡単なことは習慣化されやすいです。
実際に、ストレッチポールに寝ると、
全身がリラックスできますし、すごく気持ちが良いです。
寝る前に行えば、睡眠の質も深くなり、翌朝の状態がかなり違います。
寝るだけだから簡単ですし、気持ち良いのを知っているから、
自然とやるようになる。やれば効果を実感できる。
効果が実感できれば楽しくなる。続けたくなる。
続けていれば、自然とやるようになる。習慣になる。
そんな形が理想だと考えています。
■まとめ
何をするにも、継続できないと効果が持続しないので、
最初から自分が継続しやすい方法を考えてみるのが良いと思います。
ハードルはできるだけ下げて、スモールステップが良いです。
階段を1段飛ばし、2段飛ばしでのぼる必要なんてありません。
早く上に上がれるかもしれませんが、
そのペースだときついし、つらいから持続しづらいですよね。
よっぽど体力に自信がある人でない限り、途中でバテちゃうのが普通です。
焦らず、階段は1段ずつ登っていけばいいんです。
途中で休んだっていいんです。
目的地にたどり着けさえすれば、自分のペースでいいんです。
継続できないと意味がありませんから、自分が継続できる方法でやりましょう。
最初は小さなことからでいいんです。ちょっとずつ変わっていけば。
1つできるよ雨になったら、もう1つ足していけばいい。
ハードルはできるだけ低く。
誰がなんと言おうと、自分のことなんですから、
自分なりの方法でやっていけばいいと思います。
大事なのは、やり方ではなく、目的を達成することですからね。
可能性は無限大。
自分にあった方法を考えましょう。
関連記事
・ダイエットは、継続できる形で。
・継続は力なり。それは不変の原理原則である。
・意識から無意識へ。ゴールは習慣化すること。
・「頑張っているのに、成果が出ない」のなぜ?を考えてみた。
・習慣を変えることがすべて。
・生活習慣の改善に目を向けず、運動だけしても根本的には変わらない。
・【Q&A】トレーニングは一生続けなくてはいけませんか?
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、また!
いかに習慣化させるかしか考えていない
パーソナルトレーナー
五木田穣
LINE@はじめました!こちらから、お気軽にご質問、ご相談下さい☆
ダイエットコンシェルジュ様から、「あなたが走っても走っても痩せない理由はコレ!運動とダイエットの関係性とは」といった内容で取材を受けましたので、私の考えをお伝えさせいただきました。
特集「~知っておきたい身体の機能~呼吸と運動の関係」において、DNS、FMSといったメソッドを中心に呼吸と運動の関係についての解説とエクササイズ監修をさせていただきました。
☆パーソナルトレーニングのご予約は、24時間受付しております!
※ご利用方法は、コチラをご確認ください。
各種お問合せは、コチラから。
※24時間以内に返信致します。
YouTubeで動画配信してます☆
チャンネル登録はコチラから。