
キレイな姿勢と動けるカラダづくり専門の
千葉のパーソナルトレーナー五木田です。
クライアントや読者の皆様からいただいた
素朴なご質問にお答えするQ&Aブログを更新致します。
さて、今回のご質問はこちら。
「足腰を鍛えるのに走りこもうと思っていますが、正しいですか?」
下半身が安定すると、おそらくどの競技においても、
パフォーマンス向上に役立つでしょう。
どの競技においても「下半身」は重要です。
地球上にいる限り、重力がかかっているので、
まず、すべての動作は、足で地面を押し返す反力を利用して行われています。
ボールを投げたり、打ったりするのも、
下半身で生み出した力を、体幹を介して、上半身、腕に伝えています。
ボールを落としたら、跳ね返って弾むように、
我々の体も常に落ちており、足の裏で地面を押し返し、
跳ね返すことで立ったり、歩いたり、走ったりしています。
まず、「足腰を鍛える」という言葉が曖昧な表現なので、
「下半身の筋力・筋肉量の増加」という意味合いだと捉えます。
「走り込み」も、
①短距離のスプリント的なものなのか、
②長距離なのかにもよりますが、
①にしろ、②にしろ、「走る」という動作は、
下半身を動かす、下半身の筋肉を使う運動ですので、
全く効果がないものではないと思います。
しかしながら、その効果はそれほど高いものではありません。
筋肉をつける、筋肉を肥大させるには、筋肉に対して強い負荷をかける必要があります。
単純に考えてみてください。
バーベルなどの重りを持ち上げるトレーニングと、
100mを何10本も走るのと、
何10kmも走るのと、
どれが1番筋肉がつきそうですか?
ウエイトリフティングの選手と、
100mの選手と、
マラソン選手と、
どの選手が1番筋肉がついていますか?
もうお分かりだと思いますが、
「下半身の筋力・筋肉量の増加(足腰を鍛える)」には、
ウエイトトレーニングを行うのが1番効果的で効率的です。
最も効率的に筋肉を鍛える事ができる方法がウエイトトレーニングです。
なぜ、スポーツ選手は競技練習以外に、補強としてウエイトトレーニングを行うのか?
走るだけで筋肉がつくなら、わざわざ時間を割いてまで、筋トレしませんよね。
筋肉をつけたいから、みんな筋トレするんです。
筋肉があった方がパフォーマンスが上がるからみんな筋肉をつけたいんです。
基本的に、ウエイトリフティングの選手も、
100mの選手も、マラソン選手も、
水泳選手も、柔道選手も、野球選手も、サッカー選手も、
みんな筋トレしてます。
※してない人もいるでしょうが。。
走り込むことにより、足腰を鍛えるという多少の効果は望めるでしょうが、
ウエイトトレーニングを行うより明らかに効果は低いです。
それに要する時間もかかりますので、
時間対効果がものすごく低いので、効率悪いですね。
下半身を鍛えたかったら、下半身の筋トレしましょう。
筋トレで下半身を鍛えて、そのつけた力を活かせるように、
それぞれの競技練習をしっかりやりましょう。
スクワットで重りを担ぎましょう!
では、まとめましょう。
・どの競技でも下半身の強さは重要。
・でも、走り込んで鍛えようという発想は間違い。
・筋肉をつけるのに一番効果的で効率的なのがウエイトトレーニングです。
・重りを挙げてれば、筋肉つきます。
・スクワットしましょう。
・かといって、筋肉がつけばパフォーマンスが上がるわけではありません。
・スキルのトレーニングと筋肉をつけるトレーニングは分けて考えましょう。
・これさえやっておけばいいなんて方法はありません。
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パーソナルトレーナー
五木田穣
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ダイエットコンシェルジュ様から、「あなたが走っても走っても痩せない理由はコレ!運動とダイエットの関係性とは」といった内容で取材を受けましたので、私の考えをお伝えさせいただきました。
特集「~知っておきたい身体の機能~呼吸と運動の関係」において、DNS、FMSといったメソッドを中心に呼吸と運動の関係についての解説とエクササイズ監修をさせていただきました。
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