ハイサイ!
千葉から沖縄に移住したパーソナルトレーナーの五木田です。
デュアルライフを実践中。ボヘミアンな働き方をしています。
2年目がスタートした『高野山心の相談員養成講習会』。
1回目の講義を先日受講し、今回2回目を受講しましたので、その記録です。
高野山心の相談員養成講習会について
2019年の5月から『高野山心の相談員養成講習会』を受講しております。
心の相談員養成講習会は、2年間ありまして、1年目の講義が終わりました。
過去の受講記録は、こちら↓。
2年目の予定だった2020年度は、コロナ騒ぎで中止となりまして、
今年は、オンラインで開催されることが決まりました。
というわけで、第2回の講義をオンラインで受講しました。
テーマは「トラウマと回復Ⅱ」「精神障害論」でした。
トラウマと回復Ⅱ
先月のトラウマⅠに続く内容で、今回は、小児期のトラウマに絞って講義が行われました。
ここ最近ですが、「出産」「胎内教育」「モンテッソーリ教育」などの本を読み漁っていまして、産前産後、幼少期の環境、親と子の関係性がいかに重要かということを感じていまして、今回の講義との関連性が非常に高く、とても実り多い学びを得ました。
いかに、お腹の中にいる時のお母さんの心身の影響が子どもに出るのか、また教育法(声の掛け方、コミュニケーション、スキンシップの取り方)がどれだけの影響を及ぼすのか。
これらが、トラウマ(心の傷)となって、潜在化し、将来的に顕在化してきます。
多くの人は、この事実を知らないでしょう。
Your Best Solution(最善の解決方法)を提供しようと思うと、どうしても、体だけでなく、心の問題に触れざるを得なくなってきます。だから、こうやって心の勉強を深めているのですが、突き詰めていくと、上記のような問題にたどり着くんです。最近だと、社会学、心理学、教育学、スピリチュアルの分野などを、多角的に勉強していますが、そうすることでいろんな関連性が見えてきて、やはり多角的な視点が必要だなと改めて思いました。
ちなみに、ちょうど講義を聴いていたタイミングで、この3冊を再読してました。オステオパシーやヒーリングの内容ですが、やはり心と体の関係性、もっというと、心と体と魂のつながりまで。で、胎内とか幼少期の親からの影響、周りの大人、友達との関係性がめちゃくちゃ影響する、思考や心の状態が体に表れてくる、という話が書かれています。もはや、体は最後だと。めちゃくちゃ「心」重要じゃないかと再確認しました。
講義を聴きながら思ったことですが、今現在、コロナのせいで、子どもも親もマスクをしていますが、これは子供に対する「虐待」にあたるのではないかと思っています。マスクをすることで、酸素摂取量は制限され、脳の機能低下、こどもたちの発育発達に大きな悪影響を及ぼします。
親や大人、友達がマスクをしていれば、表情が読めないでしょうし、コミュニケーションが上手くとれなくなるでしょうし、将来的なトラウマ(心の傷)につながるのではないかと考えています。ソーシャルディスタンスも、社会的動物である人間に必要なスキンシップを希薄にしているとしか思えません。
酸素不足&ストレスが多いこのご時世では、交感神経優位になりがちですし、そんな親からかけられる言葉は、不適切な養育を助長するのでは?と思いました。これ、絶対将来的に悪影響でます。
詳しくは、こちらに書いてますので、こちらもぜひお読みください。
私は、カウンセリング、コーチング、ボディーワーク、エネルギーワーク、トレーニングなど、Your Best Solutionを提供するために、多角的な視点・幅広いアプローチ方法を身につけ、とにかく「心と体を良くする」「心と体をととのえる」という価値を提供しておりますが、
前回と今回の「トラウマ」の話は、親和性がとても高く、今までも、大前提として、幼少期の心の傷、心の影響が体に症状として出ていると考えておりましたが、より深くトラウマ(心の傷)というものの理解が深まり、心と体に対するアプローチに深みが出たように思います。
ピンときた方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
精神障害論
今回の講義で実感したことは、障害者関連の法律に関してもっと詳しく知ることの大切さです。
まだまだ全然理解が足らないなと。
講義では、そもそも「障害」とは何か?その原理原則、法体制の整備の歴史などを丁寧にご説明してくださったので、よく理解できたと同時に、支援する側として、こういうことを知っておいた方がいいよなぁと思いました。まさに、そういう目的の講義だったんですけどね。
精神障害の診断名については、なんとなく知っている程度で、きちんと詳しく理解できていなかったなと、気づきがたくさんありました。今回、1つ1つ丁寧にご説明してくださったので、理解が深まりました。自分自身も、躁うつ病と診断されたことありますし、障害者スポーツ指導員という資格ももっていたことあるので、ある程度知ってる方だとは思いますけどね。
また、講義の中で、身体障害、知的障害は、本人のせいにされないのに、精神障害に関しては、本人のせいにされがちであるという話、精神障害は脳のエラーである(つまり、本人は全く悪くない)というスタンスは、やはり支援者にとって、またご家族にとって、知っておくべきスタンスだと思いました。
ノーマライゼーション(障害のある人もない人も、互いに支え合い、地域で生き生きと明るく豊かに暮らしていける社会を目指す)という考えは、理想的だと思いましたし、私自身も「自立と共生」が実現された社会をビジョンに持っていますが、
そのためには、私たち一人一人が、どういう障害(日常生活に支障)があるのかを理解していくことが、まず大切だと思いました。その障害を取り除く環境をつくっていくことの大切さと、一人一人の理解しようという気持ち。また、障害というよりは、1つの個性というか、特徴にすぎないというような「差別」ではなく「区別」ができる心持ちが大切だと思いました。
今回も、とても良い学びの機会となりました。
次は、10月にまた受講します。
セッションのご希望などについては、お気軽にご連絡くださいませ。
それでは、またやーさい!
那覇市内の自宅より
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