ハイサイ!
千葉から沖縄に移住したパーソナルトレーナーの五木田です。
デュアルライフを実践中。ボヘミアンな働き方をしています。
今回は、2年目がスタートした『高野山心の相談員養成講習会』について書きたいと思います。
高野山心の相談員養成講習会について
2019年の5月から『高野山心の相談員養成講習会』を受講しております。
心の相談員養成講習会は、2年間ありまして、1年目の講義が終わりました。
過去の受講記録は、こちら↓。
2年目の予定だった2020年度は、コロナ騒ぎで中止となりまして、
今年は、オンラインで開催されることが決まりました。
というわけで、第1回の講義をオンラインで受講しました。
テーマは「トラウマと回復Ⅰ」「自死遺族支援」でした。
トラウマと回復Ⅰ
講義の中で、
「トラウマは生命の自然な発達を妨げ、人生を進もうとする我々 の試みを抑えこむ。
ピーターリヴァイン
トラウマは自分、他者、自然、そして 霊性(spirit)から我々を切り離す。
脅威に圧倒されるとき、我々は恐怖の中に凍りつく。」
「トラウマは神経系の中で起きる反応に端を発するのであり、出来事に端を発するのではない。
トラウマは神経系の中にあり、出来事の中にあるのではない」
ピーターリヴァイン
に、ものすごく納得することができました。
私は、運動指導と手を使った施術を提供し、「心と体をととのえる」という仕事をしているわけですが、自律神経と運動神経に働きかけるのであれば、普段自分が行っていることと「心の相談員」の講義で学んでいることの親和性がめちゃくちゃ高いと感じました。
体から、心の問題・トラウマに対してアプローチできる。心の問題を理解し、傾聴した上で、体に対してアプローチができそうだと具体的なイメージが湧きました。
また、臨床心理学は、心理学+生物学+社会学という考えも、納得いったというか、多角的な視点で捉える必要性を改めて感じることができました。やはり、心も体も1つですし、人間は社会的動物ですから、社会での立場、生活は無視することができません。
とても良い学びの機会となりました。
自死遺族支援
自死遺族の支援という、とてもとても深いテーマ。
自死と言えば、自分が小学校低学年だった時に、従兄弟のお兄ちゃんが自殺しました。自分自身の記憶としてはあまり覚えていないのですが、私の母が叔母さんを支えていた(元々高校時代の友人)記憶があります。
自殺は、どこかで止めれなかったのか?どういうサポートが必要だったのか?遺された遺族の気持ちは?どんな寄り添いが必要だったのか?過去を振り返りつつ、考える機会となりました。
これは30年近く前のことですが、まだまだ世間の目というか、自殺に対する偏見、差別などもあったように幼心に記憶があります。この出来事を私自身、他者にあまり話していない(わざわざ話す必要も、そういった機会もなかったので)なと気づきました。少なからず、恥、羞恥心みたいなものが植え付けれられていたんだなと気づくことができました。
自分自身の体験が少なからずありますし、今後、支援する機会があれば、共感と傾聴の姿勢で、遺族の気持ちに寄り添いたいと思いました。
次は、9月にまた受講します。
セッションのご希望などについては、お気軽にご連絡くださいませ。
本日、9月17日(金)〜9月20日(月)まで東京・千葉滞在しております。
タイミングが合う方がいらっしゃれば、ぜひ。
それでは、またやーさい!
出張滞在中の東京のホテルより
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