Your Best Solution代表/パーソナルトレーナーの五木田です。
クライアントや読者の皆様からいただいた素朴なご質問等にお答えするQ&Aブログを更新致します。
今回は、こんな素朴な疑問です。
「0kcal商品は本当に0kcal何ですか?」
この質問はよくいただきますが、「0kcalなら摂っても太らない」と思ってしまっている方も多いですね。
まず、0kcalと表示されていても実際、0kcalだとは限りません。
食品の成分表示基準の制度上、100g(飲料の場合はml)あたり5kcal未満であれば、0kcalと表示していいことになっているからです。
つまり、4.9999…kcalであれば、0kcalってことにできちゃうのです。全部が全部そうとは限りませんが、0kcalと表示されていても0kcalではない商品があるということです。
500mlの飲料水で、0kcalと記載されている商品があったとして、実際は100mlあたり、ぎりぎり4.9kcalだとしたら、実際は約24.5kcalあることになります。
また、100g(ml)あたりの含有量が20kcal以下の飲料は「カロリーひかえめ」とか「カロリーオフ」と表示していいことになっています。
さらには、糖類0.5g未満は、「無糖」、「ノンシュガー」、「シュガーレス」と表示でき、糖類2.5g以下は、「低糖」、「糖分ひかえめ」と表示していいことになっています。
こういった表示についてのルールを知っていれば、見かけ上の情報に惑わされなくなります。
それと、カロリーゼロだったり、低カロリーだったら、ヘルシーだとか、カラダに良いとか思ってしまっていませんか?
どう考えても0kcalの飲み物で甘いなんておかしいですよね?本当は高kcalである食品が低kcalなんておかしいですよね?
とても不自然なことです。
では、どうやって甘みを出したり、低kcalにも関わらず旨味を出しているのか?
その答えは、人工甘味料であり、食品添加物であります。
人工甘味料は、砂糖の200倍以上もの甘味があると言われているので、少量でも添加すれば、ものすごく甘く感じるのです。
砂糖や人工甘味料、食品添加物の弊害などについて書きだしたらキリがないので割愛させていただきますが、、
最近では「0Kcalの商品を、摂取している場合としていない場合、している場合の方が太りやすくなる」とか「発ガン性物質が含まれている」といった研究報告が上がってきています。
0kcal商品はkcal自体は低いです。しかしながら、0kcal商品を摂るようにして痩せた、という方は非常に少ないように感じます。
ダイエット目的の方にも、0kcal商品はオススメしていません。
0kcalならそもそも飲まなきゃいいだけの話ですしね。
そもそもkcalにこだわるなら、水かお茶を飲めばいいだけです。
0kcalの飲料を飲む事によって、余計なものをたくさん摂ってしまっている事に気づきましょう。
最後に、
ダイエットしたいという方に多いですが、なぜさらに余計なものを摂ろうとするのでしょう?
0kcalしかり、トクホの商品しかり、低kcalの商品しかり、サプリメントしかり、です。
余計に摂りすぎたから、体重は増えたんです。だったら、減らせばいいだけのことではないでしょうか?
食べ過ぎた、飲み過ぎたから太る。
食べなかった、飲まなかったら痩せる。
それだけのことです。
表面上の情報に惑わされることなく、物事の本質を考えてみるようにしましょう。
では、まとめます。
•0kcal商品は、実際0kcalではないものもある。それは、食品成分表示の制度によるものである。
•0kcal商品などはとても不自然なもので、その理由は人工甘味料などの食品添加物である。
•食品添加物についての弊害については、多数の研究報告があがっている。
•0kcalの商品をわざわざ摂り入れなくても、そもそも摂らなければ、0である。
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Your Best Solution代表/パーソナルトレーナー
五木田穣