キレイな姿勢と動けるカラダ専門の
千葉のパーソナルトレーナー五木田です。
ここのところ、ストレスについて話すことが多いので、
ストレスについて書いてみたいと思います。
まず「ストレス」という言葉の定義から考えていきましょう。
ストレスとは、もともとは物理学の用語で、
「物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態」を指します。
つまり、何か身体に影響を与えるものは、全て「ストレス」と言えます。
物理的に言えば、こんな感じです。
「ストレス」は、「何か身体に影響をあたえるものすべて」と捉えてください。
人に対するストレスは、
「身体的ストレス」と「精神的ストレス」の
大きく2種類に分けられます。
身体的ストレスには、「外的ストレス」と「内的ストレス」があり、
外的ストレスには、
・物理的ストレス
・環境的ストレス
・肉体的ストレス
・化学的ストレス
・生物的ストレス
などがあり、
内的ストレスには、
・運動関係のストレス
・食事関係のストレス
・睡眠関係のストレス
・生活関係のストレス
・女性特有のストレス
などがあります。
まとめると、こんな感じです。
一方、精神的ストレスは、「社会的ストレス」と「心理的ストレス」があり、
社会的ストレスには、
・仕事関係のストレス
・学校関係のストレス
・家庭関係のストレス
・人間関係のストレス
などがあり、
心理的ストレスには、
・身体関係のストレス
・喪失体験
・家族や友人の病気や将来に対しての不安、恐怖、怒り、失恋、失敗、挫折
などがあります。
そう考えてみると、この世の中ストレスだらけです。
自分で意識していても、していなくても、
現代社会において、我々は多くのストレスにさらされています。
ストレスに対して、身体は無意識のうちに戦ってくれています。
ストレスを受けると、元に戻ろうとする力、元に戻そうとする力が働きます。
ストレスと戦おうとすると、交感神経が優位となり、免疫力が低下し、
様々な病気や体調不良に影響してくるであろうと考えられます。
しかしながら、あらゆるストレスが考えられる中で、
ストレスと戦っても、勝つことの方が難しい。
それは、海で離岸流に巻き込まれ、
沖合に流されてしまった時に似ているかもしれません。
離岸流より早いスピードで泳ぐことは
オリンピック選手でも困難と言われています。
海岸に向かって泳ごうとしても、離岸流のスピードには勝てないので、
無駄に体力を使ってしまい、力尽きて、溺れてしまうかもしれない。
その場合は、海岸に向かって泳ごうとせず、海岸線と平行方向にまず泳ぐ。
沖合から海岸に向かう向岸流に乗れれば、最低限の力で戻ってこれる。
ストレスとは、戦うのではなく、
ストレスを解消するか、避けるか、軽減する努力をしたほうがいい。
例えば、満員電車での通勤が嫌ならば、会社の近くに住めばいい。
例えば、会社の近くに住みたくないのならば、遠方に住めばいい。
例えば、食品添加物を避けたければ、外食やコンビニ、
冷凍食品などは控えたほうがいい。
例えば、料理の手間暇、食事する時間を節約したければ、
外食なり、コンビニなり、冷凍食品を利用すればいい。
どっちがいいか、何がいいかは人それぞれです。
自分なりにストレスを感じない、ストレスを減らす努力をしていけばいい。
例えば、私の場合、
自宅では、暖色系の明かりに、お香を焚いて、木の家具で統一しています。
ごちゃごちゃと余計なものは置かないようにして、
あるのは、最低限の家具と本くらい。テレビは観ないのでありません。
家の中にあるものは、全て自分が好きなもので揃えるようにしています。
BGMは、リラックスできるボサノバなどの曲をかけ、
駅からは徒歩10分程度の場所で、電車の音はしませんし、
大通り沿いではないので、車の音もしません。
限りなく、自分の居心地の良い空間を作るようにしています。
最近は、自転車生活がメインとなり、渋滞にも、満員電車からも解放されました。
現代社会においては、いかにストレスを減らすか、
ストレスから解放される時間を作っていくかが大事だと思っています。
私が、神社や自然のある場所によく行くのは、そこにストレス要因がなく、
むしろストレスが解消されるからです。
ストレスは減らせます。もっと気持ち良く日々を過ごせます。
変えられないものは変えられないかもしれませんが、
変えていけるところはきっとあるはず。
その努力をするかしないかだと思います。
考えたら、答えは出てくるはず。
自分で考えてダメなら、誰かにアドバイスを貰えばいい。
考えることをやめたら、
変わること、変えることを諦めたら、
そこで試合終了ですよ。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、また!
パーソナルトレーナー
五木田穣
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