アキレス腱断裂 保存療法 ギブス生活【受傷0日目〜13日目】


アキレス腱を断裂してしまった、パーソナルトレーナー五木田です。

 

アキレス腱を同じように断裂してしまったという方のために、

少しでもお役に立てばと思いますので、受傷直後からの経過と雑感を記しています。

 

受傷当日〜13日目。

受傷起点、応急処置、手術か保存か、ギブス固定しての松葉杖生活。

自宅での引きこもり生活。。辛かった2週間です。

 

■5月18日(受傷当日)

22時45分頃、ムーブメントトレーニング(切り返し動作等)を行なっている際に断裂しました。

かなりふくらはぎに疲労を感じていたのですが、調子が良かったので、まだまだ動きたい!

これは帰ったらしっかりケアしないとあかんな〜と思ってた矢先、、

 

いざ動こうと思ったその時、後ろから破裂音がしました。

「え?」と思い、後ろを振り返ると、一緒だった仲間と目が合います。

 

「…。あ!」

 

すぐに察知しました。これは、アキレス腱が切れた時の症状だと(^_^;)

本当に教科書通りでした(笑)痛みはありませんでした。

 

幸い、周りにはトレーナー仲間ばかりだったので、安心して応急処置を任せられました。 

応急処置をしてもらいながら、頭の中では色々と考えが巡ります。。

 

「全治6ヶ月か。。仕事どうしよう。。」

「手術か。。いや、保存もあったな。帰ったら調べないと。」

「なんでこのタイミングでアキレス腱まで切れるんだ。。(前月にめまいを起こしてた倒れています)」

 

そして、固定とアイシングをしながら、近くの病院に搬送してもらいました。

 

救急では、その場で手術をするという案もありましたが、板橋の病院だったので通院が難しいということで、とりあえず、シーネで固定をしてもらい、紹介状を書いてもらいました。

そして、松葉杖をお借りしました。

 

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自宅までは車で送っていただき、帰宅は1時30くらいだったと思います。

体も心も力尽き、そのまますぐに寝てしまいました。。

写真は、翌朝撮ったものです。

 

■5月19日(受傷1日目)

翌朝、5時過ぎに起き(全く熟睡できず)、アキレス腱断裂の手術と保存のメリットデメリット、最近の症例などを病院に行く前に下調べし、事前に医師に聴きたいことをリストアップしました。

手術をするならするで、できるだけ早い方がいいので、すぐに病院に行くことにしました。

9時過ぎに家を出て、10時30頃に船橋整形外科に到着。

(普通に出れば、9時台には到着できる距離です)

最寄り駅まで徒歩10分の道のりが松葉杖では、30分以上かかりました。

この時点で腕、肩、胸周り、股関節周辺がパンパンです。

 

松葉杖で身体を支えるのに、胸肩周りを固めてしまうので、胸椎胸郭の可動性が失われやすいなと感じました。

また、左脚だけで支えているので、左の中臀筋(お尻の外側の筋肉)、右脚の股関節を屈曲内転内旋位でいるので、腸腰筋(脚を引き上げる筋肉)と内転筋群(脚を内側に寄せる筋肉)がめちゃくちゃ張ってきます。

 

これ、かなり意識してないと、動作パターンと全体的な筋バランスが確実に変わってしまいます。徐々にその動きに体が慣れてきてしまうので、本来の体の使い方を忘れてしまう。

そうすると、アキレス腱が治ってからも、アキレス腱以外の部分にもその影響が後々出て、不具合が出やすいです。例えば、姿勢が悪い人は、自分で姿勢が悪くなってしまっている自覚がなかったりします。徐々に変化してきているので、本来何が正しいかがわからなくなってしまうんです。

 

だから、怪我の場合も患部が治ったら、それで終わりではないんです。

治療中に何をやるか、治ってから何をやるか、リハビリの内容が重要です。

そんなことを考えながら、病院に向かっていました。

本当に実体験に勝るものはないなと、しみじみ感じています。

 

※帰宅後から、胸椎胸郭の可動域を出したり、股関節周辺を緩めたりするのを開始しました。これは、現在も毎日行っています。内容については追記します。

 

病院では、今後の治療方針についてドクターと相談しました。

船橋整形の方針としては手術と保存の両方とも行っており、私の場合は、どちらでもいいんじゃないかとのことでした。

(病院によっては、どちらかだけを推奨しているところもあると思います)

 

メリットやデメリットの確認、症例などを聴き、もう少し検討したい旨を伝え、

担当医の次の勤務日である24日に来院し、決定することにしました。

担当医と執刀医が違うそうなので、即決できませんでした。

また、診察の後に、装具の作成を行い、帰宅しました。

 

帰宅できたのは、なんと17時過ぎ。

慣れない松葉杖での移動による、筋疲労や精神的疲労で、帰ったらバタンキューでしばらく動けませんでした。。

怪我すると、肉体的にも精神的にもかなりしんどいです。。

「これは、つらいわ。。」と、より怪我や痛みで悩む方の気持ちが、しみじみと分かりました。。

 

■5月20日〜23日(受傷2日〜5日目)

この間に、保存と手術に関して、自分で色々と調べながら、知人のトレーナーや治療家、医療従事者の方々から様々な見解をいただきました。

簡潔にまとめるとこんな感じです。

アキレス腱断裂 手術 保存 メリット デメリット

最近の症例によると、手術でも保存でもその後の経過に大きな差異はないというデータが出てきています。

どちらにしろ、リハビリの内容次第でどうにでもなるかなといったところですかね。

 

保存のデメリットは、固定期間が長いことで、筋力の低下や関節の可動域の低下が起こりやすいということ。

ただ、これらのデメリットは、自分で限りなく消せるという自信もあったので、保存で行くことにしました。

手術に関しては、早く復帰できるにしても、執刀医の腕というか、センス次第で後遺症というか、後々厄介になることが多い(実際に、クライアントでそういう方が多い)のです。

焦って、後々しんどいよりも、時間かかってもいいからしっかり治そうと思いました。

 

この間は、ひたすらセルフで筋リリース(緩める)と関節モビライゼーション(可動域を出す)をやっています。※内容については、追記にします。

 

松葉杖生活は、思うように動けず、風呂、トイレ、洗濯、掃除、料理などが本当に不便です。。

 

■5月24日(受傷6日目)

通院。ドクターに保存療法で行く旨を伝え、ギブスでの固定になりました。

アキレス腱断裂

 

■5月25日〜30日(受傷7日〜12日目)

この間は、患部を全く動かさないようにして、ひたすら自宅で安静にしてました。

完全に引きこもりです。。

唯一、29日は、主宰する千葉フィットネスコミュニティ勉強会のため外出しました。

アキレス腱を保存で治すためには、切れた部分と切れた部分の距離をできるだけ近い状態で固定しておきます。(つま先を伸ばした状態で固定します

アキレス腱断裂

↑つま先を伸ばした状態にすると切れた部分が限りなく近づきますので、その状態で自然にくっつくのを待ちます。

 

早くくっつくように、患部周辺は全く動かさないようにしていました。

下手に動かして治りが遅くなるのは嫌ですから。。

 

■5月31日(受傷13日目)

再び通院。ギブスを取り外し、トンプソンテストを行い、わずかに反応が出ました。

1週間前は反応0でしたが、これは、切れていたアキレス腱が繋がり始めたことを意味します。

自分でアキレス腱を触ってみたところ、うっすらと繋がっているのが確認できした。

 

トンプソンテスト

診察の後、完成した装具が届いたとのことで、歩行用装具へと移行しました。

この日から、理学療法士によるリハビリを開始しました。

保存療法では、筋力低下を防ぐために、早い段階で荷重をかけた歩行へと移行します。

 

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写真のように、かかとの下にパッドが3枚入っています。

この状態では、つま先ではなく、かかとに体重がかかるようになっており、ふくらはぎの筋肉は使いません。ヒールを履いているような形になりますかね。

前述したように、アキレス腱の切れた部分を限りなく近づけた状態で固定したいので、このような形になります。

リハビリ段階では、この3枚のパッドを1枚ずつ減らしていき、最終的に装具を外します。

 

この段階で、つま先に体重をかけてしまうと、アキレス腱が伸びてしまうので、くっつきづらくなります。むしろ、この段階でそれをやってしまうと再断裂します。。

なので、歩行時はかなり気をつけて歩かなければなりません。

 

また、この段階で、アキレス腱を伸ばしてしまったりすると、腱が緩んだ状態で再生してしまいます。

これをエロンゲーションと言いますが、そうすると、アキレス腱のバネ作用が弱くなり、完治後に筋出力が低下するということが起こります。

それを防ぐために、かなり慎重に動くようにしています。

 

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こちらは帰宅直後に装具を外した、足です。

パンパンに浮腫んでいます。。

足首を一切動かしてなかったわけだから、血液の循環も滞り、そりゃあ浮腫むよな〜と実感。

女性の方で、足が浮腫みやすいという方は、足首をよく動かしましょうね。

ヒールやブーツを履く女性の気持ちが少しわかりましたよ(笑)

 

そして、この日から、怒涛のセルフケアを始めました。

どこ触ってもめちゃくちゃ痛い!筋肉の萎縮と癒着しているのが触ってわかります。

自分の皮膚の質感の変化に驚くと同時に、なかなかこんな状態の足を触る機会もないので、だんだん楽しくなってきました(笑)

※リハビリ内容は、後ほど追記します。

 

そして、2週間ぶりに右脚を洗うことができ、それはそれは素晴らしい解放感でした(笑)

 

歩行用装具生活【受傷14日目〜28日目】

 

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パーソナルトレーナー
五木田穣

 


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