【沖縄→和歌山】『高野山心の相談員養成講習会』と『五木田の頭の中』。

千葉から沖縄に移住したパーソナルトレーナーの五木田です。
デュアルライフを実践中。ボヘミアンな働き方をしています。

7月中旬に沖縄にきましたが、沖縄を拠点にしながら、
あちこち動き回っております。

9月15日(日)〜9月16日(月)は、和歌山県の高野山に行ってきました。

今年の5月から、『高野山心の相談員養成講習会』に参加しています。

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今年から、高野山で学ぶことにしました。2年間かけて「心」について学び、より深く、より広く、身体だけでなく、心に対してもアプローチできるようになりたいと思います。(今週末は高野山に籠ります) . 日本人の心に深く根付いているのは「神仏を大切にすること」です。明治以降、敗戦以降、それが失われてきておりますが、日本人の歴史に神仏は切っても切り離せないものです。 . 私自身、元々神仏を大切にする心は持ち合わせておりませんでしたが、今はその心がよく分かります。すんげー大事です。神社とお寺の違いもよく分かってませんでしたが、今は明確に説明できます。なんだったら仏教の宗派の違いも説明できます。 . 神仏が融合したのであれば、まずは神道について学ぼうと思いました。神道を理解した上で、仏教を学ぼうと。まずは神仏を分離して理解しようと。その方が神仏習合、日本人の歴史、日本人の心がよく理解できるだろうと考えました。 . そんなわけで、神社に行きまくりました。その間、よく分からなかったので、お寺(仏教)は行こうとはしませんでした。そして、去年神社検定3級2級に合格しました。今年は1級を受験します。 . 神社(神道)が分かってきたので、お寺(仏教)の勉強をし始めました。坐禅もするし、瞑想もするし、写経もしてます。そして、高野山大学大学院の通信教育課程があることを知りまして、今年は科目等履修生として学ぶことにしました。時間とお金と労力にも限りがあるので、来年以降正科生になろうと思ってますが、できる範囲でやっておこうと、そういう選択をしました。 . さらに、今はちょっとずつキリスト教も聖書を読みつつ、学んでいますし、ヨーガスートラも読んでます。そんな人、他におらんでしょう(笑)それぞれの共通する部分が真理だと思うんですよね。 . 学ぶと決めたら徹底的に。ずっとそうやってきました。偏るのではなく、満遍なく。「浅く広く」ではなく、まずは「狭く深く」学んで、それを増やして「広く深く」理解していく。知りたいのは、真理であり、本質的で、根本的なもの。そのためには、全体像を理解しなければならないと考えています。 . もはや何者か分からなくなってきてますが(笑)、そもそも何者でもないし、誰かのようになりたいわけでもないので、我が道を突き進みます。職業とか肩書きとかどうでもいい(もはや、そんなん気にする時代じゃない)ですが、数年後には、神社検定1級で密教学修士になる予定です。限りなくパーソナルトレーナーっぽくないパーソナルトレーナーなのは間違いありません(笑) #高野山 #心の相談員 #高野山大学大学院 #神道と仏教 #神仏習合 #神仏を大切に #日本の歴史 #日本の心 #神社検定 #キリスト教 #聖書 #ヨーガスートラ #坐禅 #瞑想 #写経 #真理が知りたい #パーソナルトレーナーっぽくないパーソナルトレーナー #心と身体

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まだどんなことを学んでいるかを、書いていなかったので、
5月、6月の時の内容も合わせて、書きました。
(すごく長く、めちゃくちゃな情報量ですけど、興味ある人は読んでください)
※数回に分けて読むことを推奨します(笑)

お品書き

5月19日:初日(高野山)和歌山

早めに到着し、講習開始まで時間があったので、壇上伽藍と金剛峯寺に参拝しました。

壇上伽藍

心理学の基礎Ⅰ

いよいよ講義が始まりました。まずは、心理学の基礎Ⅰ。

講師は、僧侶で臨床心理士の森崎雅好先生。千葉大学大学院を出ておられたり、ご縁を感じます。
内容は心理学の基本的な内容なんですが、かなり知見が広い方で、いちいち話が脱線します(笑)
でも、その脱線した内容がめちゃくちゃ面白かったり。

講義内容は、ものすんごく面白く、心理学に仏教的(密教的)解釈を入れるとこうなるのか!という感じ。

心理学では「人間とは〜」と、主語が「人」になりますが、仏教の心理学では「いのちとは〜」と考える。つまり、人間以外の全ての生命にも当てはまる。これ、アドラー心理学の全体論や共同体感覚にも合致しますね。

全てのいのちは合理性を持っている。いのちは無駄なことはしない。全てには理由がある。
そういう視点で理解する。これ、アドラーの目的論とも合致する。

かなりの情報量で、あっという間の3時間でしたが、めちゃくちゃ楽しかったです(^^)

専門分野の知見だけじゃ足らないよなと改めて思いました。専門分野の知見を、専門分野以外の観点からもみたり、補ったり、共通項を見出したりすることが大切だと思います。

Your Best Solution(最善の解決方法)を提供するには、一つの専門性だけでは足りません。
心と体は繋がっているから(心身一如)、心の勉強は、絶対に必要だと思います。

授戒

1日目の終わりに、高野山大師協会大講堂にて、授戒の儀式を受けました。

授戒は、仏さまの示された戒めの教え(戒)を阿闍梨さまから直接授かり法話を頂く儀式です。
「仏の心の在り方」を説くのが授戒の教えです。
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言ってることは当たり前のことばかりですが、確かにこれらの教えを実践すれば、素晴らしい世の中になるはずだと思います(^^)実践できるように精進します。
.
以下は、授かった菩薩十善戒です。

①不殺生(ふせっしょう)
②不偸盗(ふちゅうとう)
③不邪淫(ふじゃいん)
④不妄語(ふもうご)
⑤不綺語(ふきご)
⑥不悪口(ふあっく)
⑦不両舌(ふりょうぜつ)
⑧不慳貪(ふけんどん)
⑨不瞋恚(ふしんに)
⑩不邪見(ふじゃけん)

現代語訳だと、こんな感じになります。

①「生きとし生けるものを殺さない」
②「盗んではいけない(物だけでなく、時間や心も含めて奪ってはいけない)」
③「倫理を失った関係を持ってはいけない」
④「嘘をついてはいけない」
⑤「お世辞など、無益なことを言わない」
⑥「悪罵しない(優しい言葉、美しい言葉を使う)」
⑦「二枚舌を使わない(思いやりのある言葉を使う)」
⑧「むさぼらない」
⑨「怒らない」
⑩「間違ったものの見方をしない」

夜の壇上伽藍

懇親会があり、帰り道に立ち寄ってみました。夜はまた雰囲気が違いますね。

宿坊:報恩院

今回は、報恩院さんの茶室を貸切で泊まらせていただきました。
静寂の夜と朝は、とても気持ちがよかったです(^^)

5月20日:2日目(高野山)和歌山

高野山を学ぶ《奥之院》

2日目は、高野山霊宝館(国宝や国の重要文化財を保存管理する博物館相当施設)の元館長であり、高野山の歴史を知り尽くしている、大森照龍さんに、奥之院をご案内いただきました。

普通では歩かないであろうコースで、古地図を参照しながら、色んな歴史を教えていただきました。

知らないことを知るってほんと楽しいし、自分が知っていることを、知らない人に伝えられる人でありたいと思いました。色んなことに対して、まだまだ知見が足らなすぎる。未熟者すぎる。10年20年30年後、先生方のような博識の高い人になりたいと思いました。

しかし、奥之院はほんと凄いところだなと。高野山の凄さを一番感じる場所。こんなところがあるのか、というくらい凄い異質の空間。時が止まってるような感覚すらあります。弘法大使空海が今も禅定されているとされる場所ですし、やはり特別な空間であることは間違いないでしょう。

日常の仏教・釈尊伝

午後は、高野山高等学校教諭の富田向真先生に、日本人の生活の中にいかに仏教が根付いているかをお話していただきました。明治の神仏分離、廃仏毀釈以降、仏教が遠ざけられていますが、奈良時代に仏教が日本に入ってきて以来、日本人の生活には仏教が根付いている。それは簡単には消せない。

講義で「(仏教に)所属はしていないが、宗教的な活動は行なっている」と言う話があり、とてもしっくりしました。仏教徒でないとか言っても、葬式は仏式であげていたりしますからね。書くとキリがないので書きませんが、日常的に使っている言葉でも、元々は仏教用語ってのがたくさんあります。「挨拶」とか、「縁起」とかね。

また、釈尊伝として、仏教の開祖である釈尊(お釈迦様)の生涯について解説していただきました。

金剛三昧院

2日間の講義が終わって、最後に金剛三昧院にご挨拶に伺いました。

高野山にご縁が繋がったのは、2年前に千葉で阿字観瞑想の体験会に参加したことからです。

高野山の存在すら知らなかった自分が、こうやって高野山とのご縁が繋がったきっかけになったこと。
そのお礼が言いたくて、高野山金剛三昧院の久利康暢ご住職を訪ねました。

ちょうど出かける直前だったようですが、ご挨拶でき良かったです(^^)

【番外編】5月21日:大阪で神社巡り

高野山から下山し、翌日は、大阪の神社巡りをしました。

難波八阪神社

大国主神社

今宮戎神社

↑インスタで書いてますが、難波周辺のこの三社は、出雲系の神々三世代です。
なぜそうなったのか?歴史的背景が気になるところです。
歴史を紐解いてみるのも面白そうですね(^^)

廣田神社

サムハラ神社

住吉大社

気持ちよく神社参拝をして、帰路につきました。

6月18日:3日目(高野山別院)東京

高野山東京別院があるのは、品川です。最寄りは泉岳寺か高輪台です。
泉岳寺で下車して、別院までの道中の神社にご挨拶しました。

車町稲荷神社と高輪神社

車町稲荷神社
高輪神社

東京の神社って感じですね〜。

カウンセリングⅠ①

高野山東京別院

講師は、東京都北区にある本智院住職で、臨床心理士である大塚秀高先生です。

カウンセリングとは何か?カウンセリングの定義、カウンセリングの歴史、カウンセリングに対する誤解、カウンセリングの人間観などをお話ししていただきました。

6月19日:4日目(高野山別院)東京

カウンセリングⅠ②

2日目は、グループに分かれて演習を行いました。

演習1)身体的言語を使わないとどうなる?

演習1は、身体的言語(表情や手の動きなど)を一切使わないとどうなるか?
やってみると、これが難しい。日常的には、表情や手の動きを使ってコミュニケーションを取るのが普通です。(あまり、普通という言葉は使いたくありませんが)

これは自閉症やうつ病、統合失調症などの人にあるパターンで、身体からエネルギーが出てこないような状態だそうです。表情や手の動きがないと、やはり異質な感じがしていまいます。でも、前もってそういう傾向があるということを知っていれば、そういう方と出会った時に素直に受け入れることができるし、寄り添うことができるなと思いました。

実際に、身体的言語を使わないようにしてみると、自分をうまく表現できず、とても苦しかったです。本来の自分じゃなくなってしまっている感じ。前向きな考えは一切出てきませんし、自然と顔がうつむいていくのを感じました。10年ちょっと前に「うつ病」と診断されたことがありますが、その時の自分の感覚を思い出しました。つらかった。つらいんですよね。

演習2)パートナーを信頼できるか?

演習2では、ペアを組み、お互いに相手に身体を預けるということをしました。
立った状態で後ろに倒れ、パートナーが支えるというもの。見えない後ろに倒れるのですから、本当にこの人は支えてくれるのかという「恐怖感」を感じます。

この演習を通して感じたのは、「信頼」できるか、できないかの大切さです。
相手を信頼できれば、身体を安心して預けることができます。「恐怖感」ではなく「安心感」を与えることができる。

これは身体的なものでしたが、心理的なものも一緒だろうと思います。

例えば、カウンセリングに初めてお越しいただく際には、初めて会うわけだから「不安感」や「恐怖感」を感じているはずです。そこで、いかに「信頼」していただき、「安心感」を感じていただくか

そのために必要な条件の1つとして『相手を信頼し、尊敬し、寄り添う態度』が大事だと考えています。そして「人間力」を高めること。相手をこちらが信頼していなければ、相手から信頼してもらえるわけがありません。率先垂範。まずは、自分から。この辺は、仏教的な思想とも合致しますし、アドラー心理学とも合致します。

大塚先生は、心理学の世界で「人間中心学派」と言われる「ロジャース学派」だそうで、クライエント中心に考えること全てはクライエントのためであること、それを何度も強調してお伝えいただきました。顧客目線とも言えますね。ロジャースと空海の思想の共通点などの話は、ここでしか聴けない話で、とても興味深かったです。

演習3)役割演技。

最後に、3人ずつのグループに別れて、それぞれカウンセラー、クライエント、観察者となりました。与えられた情報を基に、クライエント役を演じ、カウンセラー役はカウンセリングをする。観察者は、その様子を第三者として観察し、気づきをシェアする。

これもとても難しかったです。演じた役割は、31歳の母親。6歳の娘がいて、昼間に夢中で遊びまわっているときにおしっこを漏らしてしまい、パンツが濡れても着替えようとせず、どのように対応したら良いのか困っている。家族構成は、旦那が34歳の会社員。3歳の息子もいる。ただこれだけの情報から役割を演じます。

この演習を通じて、身をもって感じたことは「体験したことがないことはわからない」ということです。女性ではないし、子供もいないし、そんな悩みを感じたことがない。どう役割を演じたらいいかわからない。

そこで、大事だと思ったのは、「疑似体験」をすること。普段あまり小説も読まないし、テレビドラマもみませんが(テレビを所有していないので)、もっと普段読まない小説や、観ないようなドラマや映画や演劇を通じて、感情移入してみる。そんなことをしていこうと思いました。「わかりません」って拒否してたら、建設的ではありませんからね。相手に寄り添う、感情に共感できないといけないと思います。

また、どう演じていいかわからないから、自分の体験したことからしか答えられない
つまり、カウンセラー役から質問されて答えていることは、全部「自分の価値観」から導き出されたものであり、演じているつもりが、過去の体験から記憶が呼び戻され、自分と向き合わされました。これも良い気づきでした。

臨床瞑想法

講師は、飛騨千光寺のご住職であり、日本スピリチュアルケアワーカー協会副会長の大下大圓先生。

臨床瞑想法は、「ゆるめる瞑想」「みつめる瞑想」「たかめる瞑想」「ゆだねる瞑想」の4段階に分類され、この日は、「ゆるめる瞑想」「みつめる瞑想」を体験しました。この2つは、いわゆる「マインドフルネス」的な瞑想法で、残りの2つは、密教的な瞑想法だそうです(気になる!)。

今回、今まだ味わったことのないほど、深い瞑想状態に入ることができ、とても気持ちよかったです。これ、教えられるようになりたいなと思ったので、臨床瞑想法は、今後指導できるように別途学びに行きたいと思います。

瞑想に関しての、科学的な知見と実体験を通じてのお話がとても興味深かったです。
やはり、知識と経験を積み重ねることが大事だと思いました。

また、ゆるめることの大切さを再確認しました。五木田的に言えば、「脱力」です。
脱力できないと、瞑想状態にも入れないし、パフォーマンスも高まらないんですよね。
「脱力」と「瞑想」を組み合わせたい。今後のやりたいことが1つ決まりました。

【番外編】7月28日〜30日
高野山大学大学院スクーリング(高野山)和歌山

高野山心の相談員と合わせて、高野山大学大学院の通信教育課程で科目履修をしています。
それで7月も、高野山に行ってましたので、こちらも書いておきます。

金剛峯寺と壇上伽藍

早めに着いたので、まず金剛峯寺と壇上伽藍に参拝しました。

金剛峯寺
壇上伽藍

スクーリング科目:密教学演習Ⅰ(曼荼羅の研究)

昼食を食べて、高野山大学へ。

高野山大学

今回学びにきたのは「曼荼羅」についてです。

密教の三大特徴といえば、「灌頂」「加持」「曼荼羅」ですが、特に「曼荼羅」は密教独自のものとなっており、密教の世界観を理解するためには学ぶ必要があるだろうと思い、履修しました。

もともと「曼荼羅」は、古代インドに置いてバラモン教が行なっていた土壇を築き、神々を招く儀式に、大乗仏教で古くから行われていた観仏法を取り入れ、絵画化したものです。

左「金剛界曼荼羅」  右「胎蔵界曼荼羅」

「密教」が成立してくるのは5〜6世紀頃からで、7世紀中頃に『大日経』が成立し、『大日経』に説かれる『胎蔵曼荼羅』が発展して行きます。その後『金剛界曼荼羅』の根本経典となる『金剛頂経』が7世紀後半に成立します。

ルーツが異なる『大日経』と『金剛頂経』は8世紀前半に時を同じくして、唐代の中国に伝えられました。インドでは、この二つの経典を両部として並べることはありませんでしたが、『大日経』系の密教である胎蔵法と、『金剛頂経』系の密教である金剛界法は、弘法大師空海の師である「恵果和尚」の手によって、同等の価値をもつ最上根本の法として、相並べて伝えられることになりました。

「恵果和尚」は、金剛界法に胎蔵界を加えた両部の太法を、「即身成仏」への道筋を示す教えとして評価し直し、大師以後の日本密教は、両部を平等に重視し、両部相承を基本とするようになりました。

胎蔵の理(客観的真理)に対して、金剛界は智(主観的真理)を表すというように、両部の関係を有機的に解釈する説が現れ、次第に両系統の密教を統合する「両部不二思想」へと発展していきます。

両曼荼羅の中心には、「大日如来」が描かれていますが、胎蔵界の大日如来は、母胎が子を育むようにあらゆる人々が秘めている仏性を育成するはたらきを表し、金剛界の大日如来は、全ての煩悩を打ち砕く強固な力をもつ智のはたらき、真理を見通す心の働きを表しています。

胎蔵曼荼羅と金剛界曼荼羅とでは、それぞれの曼荼羅の本尊の向かう方向が異なっているそうで、胎蔵曼荼羅の本尊は西に向かい、金剛界曼荼羅の本尊は東に向かっています。両部マンダラは本尊の向かう方向が180度異なります。

 その理由は、『大日経』までの密教では、本尊に対し祈願をこらし、修法するという観念が強かったので、曼荼羅もインド人の貴ぶ東方に置かれ、行者は東面して修法するという習慣ができていたから。

『金剛頂経』以後の密教では、行者が本尊瑜伽によって、曼荼羅の本尊と一体化して修法するという色彩が強くなったので、本尊自身が東面するように改められたのではないか。

とか、そんな感じのことを勉強してきました。

心の相談員養成講習会では、そこまで深く密教の話はしないので、
高野山大学大学院でより専門的に仏教や密教の理解を深めることで、足らない部分を補えると考えています。

宿坊:蓮華院

今回は、蓮華院さんに2泊させていただきました。

蓮華院
2015年12月にリニューアルされたばかりのきれいなお部屋です

こちらは徳川家の菩提寺だそうで、朝のお勤めのあと、ここにしかない仏像や徳川家の位牌を拝見させていただけました。歴代徳川将軍の位牌がずらりと並んでいて、圧巻でした。家康は、東照大権現(神様)として祀られているので、別格だそうです。また、徳川御三家、明治天皇、皇后両陛下の位牌も祀られていました。すごい。

さらに何がすごいって、本堂のど真ん中に東照宮(神社)があり、そこで家康(東照大権現)が祀られていました。お寺のど真ん中に神社。神仏習合時代の名残です。

また、空海は書道を日本に伝えた人とも言われていますが、空海が筆を持っている仏像(いろは大師というらしい)があり、これは日本でここだけだろうとのことです。後述しますが、そんなお寺で写経ができたのも素晴らしく有難いことです。

初日は、私ともう1組のご夫婦しか泊まっていなかったのですが、8月に入ると、30〜40人になるとのことで、こんな貴重な仏像たちをゆっくり近くで拝めるのはほとんどなくすごい良いタイミングだとのことです。有難いですね〜。

さらにさらに有難いのが、2泊目はなんと貸切(驚)2日目の朝のお勤めはご住職と2人きり。
とても贅沢な時間で、個人的に色々質問させていただけました。有難や〜。

精進料理

高野山滞在中は、精進料理が満喫できて、幸せな気持ちになります♪
「食」という字は、「人」を「良く」すると書きますが、精進料理を食べていたら、絶対健康にしかならないと思います。食の大切さを実感します。

1泊目の精進料理(夕食)
翌朝の精進料理(朝食)
2日目の精進料理(夕食)
最終日の精進料理(朝食)

一つ一つの食材に凝らされた工夫、技術、素晴らしいなと感動しっぱなしでした。
何より美味しいし。目でも味でも楽しめる料理っていいですね(^^)

オマケ:大学の学食も精進料理だった(笑)

安いし、美味しいし、ヘルシーだし、こりゃええわ〜♪

高野山大学の学食(精進料理)

写経

今年のやることリストに、月1写経がありますが、7月は、蓮華院さんで行いました。
面白いのが、だんだん字が上手くなってきてるんです。
「とにかく真似る」ってのも大事だなと改めて実感しております。

月1写経

奥之院と霊宝館

帰る前に、奥之院と霊宝館に立ち寄り、高野山を満喫して帰路につきました。

奥之院
霊宝館

9月15日:5日目(高野山)和歌山

会場は、高野山大師教会本部です。
今回は、こちらに宿泊する2日間になります。

大師教会

心理学の基礎Ⅱ

講師は、5月の心理学の基礎Ⅰに続いて、僧侶で臨床心理士の森崎雅好先生。

講義内容は、相変わらずものすんごく面白く、とにかく情報量が多すぎる!話が横道にそれすぎる!
でもそれが面白い!ユングは、密教の影響を受けているという話が、個人的には一番興味深かったです。

統合失調症は、脳の調子が悪くなることであり、脳という臓器の問題であり、心の問題ではない。外言(自分の外側の言葉)と内言(自分の内側の言葉)が、一致していない(統合できていない)状態で、内言が外言に、外言が内言に、聴こえてしまうからそれが「妄想」になってしまうとのこと。

だから、なんで自分しから知らないことを知ってるんだ!となり、盗聴されている気がしてしまう。天からのメッセージが聴こえてくるように感じてしまう。なるほどなと思いました。

その他、「気分(感情)障害」「神経症・ストレス関連障害」「睡眠・摂食・性関連障害」「発達障害」などについて、解説いただきました。

高野山を学ぶ《伽藍》

夕食(精進カレー)を食べてから、壇上伽藍の職員の僧侶の方に、壇上伽藍境内の諸堂の説明をしていただきました。

中門

法話『千の風になる前に知っておくべきこと』

大師教会中講堂に戻り、添田隆昭宗務総長の法話を頂戴しました。

中講堂に泊まる

その後、風呂に入り、布団を敷き、22時消灯となりました。

とても贅沢な泊まり方をさせていただきました。広すぎます(笑)
枕元には、大日如来様、不動明王様、弘法大師空海様が祀られております。
これまた、有難や〜ですね。

9月16日:6日目(高野山)和歌山

翌朝は、6時起床で、大講堂で朝のお勤めと下座業(清掃)を行い、朝食を食べました。

高野山を学ぶ《森林セラピー》

森林セラピーとして、奥之院の裏側にある森林を歩きました。

エネルギー溢れる木々
エネルギー溢れる木々

自然と一体化する

感じたのは、「自然と一体化する感覚」です。
そうすると、本来のヒトに戻れるというか、本来こういう環境にヒトはいたんだな、
これが「普通」だったんだなと。

「自然と一体化する感覚」を感じたので、であれば、とことん味わい尽くしてみようと一体化することに意識を向けて過ごしてみました(エネルギーワーク)。そうすると、どんどんこの空間に溢れる「気」が自分の体内に入ってきて、溶け込んでいる感じが分かります。だいぶ心身が浄化されたと思います。

ついでに:「気」について

ついでに、「気」について書いてみると、科学的に確かなところで言えば、「空気」として、酸素が入ってきて、二酸化炭素を出してるわけで、そうすると、どんどん「自分と自然の境界」がなくなってきます。自分と空気の境界線て実質ないんですよね。これが「一体化」と言えます。仏教的に言えば「無我」ですね。

いわゆるパワースポットに行くと良い(良い気が体内に入る)という理由はこれでしょうし、あまり好きでない人、好きではない環境にいるのがよくない理由(悪い気を受け取る)もこれでしょう。「気」の影響って受けるんですよね。そこに見えなくても確実にあるから。人間の五感では認知できないだけで。

ついでに:「空」の「気」。

「空気」「空(くう)」の「気」と書きます。仏教には「空」という概念がありますが、まさにこれ。
般若心経「色即是空空即是色」とありますが、簡単にいえば「物質は空っぽであり、空っぽは物質である」「空っぽの中は、空っぽではない」ということ。←意味わかんないですね(笑)

空(から)のコップの中身は、何がある?

「空」は「無」ではなく「有」なんです。
コップがなければ、コップの中は「無」です。もはや、「中(なか)」という概念もありませんね。
コップがあれば、コップの中は「有」です。無いようで、そこに有る。それが「空」。

最先端の科学でも、真空(「真」の「空」と書くところがまた面白い)と思われていたところにも、観測できないエネルギーで満たされているという結論までたどり着いています。観測できないので証明できないのけれど、宇宙空間に目に見えないエネルギー、観測できないエネルギーが存在するとしないと、ビックバン宇宙論とかが成立しないんです。(ダークマターとかダークエネルギーという)この辺の科学は量子力学とか量子論といいます。

ちなみに、エネルギーワーク的な施術をする時は、相手と一体化します。
今回の森林セラピーを通じて、また、エネルギーのコントロール能力が高まった気がします。

やっぱり、自然は良い!

話はだいぶそれましたが、、シンプルに、やっぱり、自然は良い!というのが結論で、たぶん現代社会の悩みとか病気とかこういう自然に住んだら治っちゃうと思うんです。

根本の原因が自然欠乏症だと思うんですよね。本来、ヒトは自然と共に生きていた、自然と共生していたわけで。(仏教には、共生(ともいき)という考え方がある)

私自身、自然欠乏症になって、めまいを起こして倒れたり、アキレス腱を切ったりしたから、よりよく実感しています。こんな超健康人間の五木田(生まれ持った気質として、生命力強いと思う)でさえ、そうなるんだから、きっとそうであろうというのが、結論です。

みんな、自然に行ったらいいんです。極力、自然と触れる機会を増やしたいですね〜。

ハンモック最高!!超癒されました〜。

最後に、ハンモックで休んで、お弁当(精進料理)を食べました。

とにかく、最高だった!

ことをお伝えしておきます。

昼食を食べたテント
精進弁当

倫理論

最後に、高野山大学教授の山脇雅夫先生の講義でした。

「倫理論」というみるからに眠くなりそうな講義ですが、、
これがめちゃくちゃ面白く、楽しかったんです。
(というか、全ての講義が新鮮で楽しいんですけどね)

「倫理」とは「倫(とも)」の「理(ことわり)」と書く。
「倫(とも)」輪のようにつながった人たち
「理(ことわり)」=ことわり、法則。

つまりは、「人と人の間での付き合い方」
「人間」とは、「人」の「間」と書きますが、「人間関係」を第一に考える。
人間らしさ。人としての行いの正しさ。人間が人間であるが故に、どう振る舞うのが適切か。

それが倫理だと理解しました。

だいぶ長文になりましたが、、こんな感じで、学びを深めております。

今後の学びの予定

12月は、大阪の高野山大学の難波サテライト教室、
1月は、東京の高野山別院、
2月は、再び大阪で開講されます。

そして、心の相談員の講習は来年度もありますので、しばらくは、和歌山、大阪、東京に年2回ずつは行くことになりそうです。

おまけ:真言宗と熊野と沖縄と五木田

真言宗とのご縁

高野山に初めて訪れたのは、2018年の7月です。2017年に阿字観瞑想の体験会に参加したのがきっかけで、少しずつ興味が湧いてきて、行ってみようと思い行けたのが2018年です。
(それ以前は、正直存在すら知らなかった)

そのあと、同じ真言宗の成田山によく行くようになりました。毎月写経しに行ったり。
名古屋の成田山、犬山の成田山にも行ったし、横浜の成田山、沖縄の成田山、仙台の成田山にも行きました。また、高野山に行った少し後に、東京であるセミナーを受けに行った会場の近くに高野山別院があり、導かれるように参拝しました。
(五木田の出身の成田高校は、学校法人成田山教育財団です。当時は全くわかってなかったけど)

熊野とのご縁

ちなみに、高野山と関係が物凄く深い熊野三山。高野山に初めて訪れた時に、合わせて行きました。
(むしろ、この時は、熊野がメインで高野山はついでという感覚でしたが)
そのあと、ちょいちょい全国の熊野神社に導かれ、2019年の初詣は、熊野三山でした。

ちなみに、熊野の神様、スサノオイザナギイザナミですが、スサノオは出雲系の神であり、見えないものが見える人たちに五木田は出雲系と言われています。イザナギ、イザナミは、五木田塾が始まる前に祈願しに行ったのが両神を祀る秩父の三峯神社です。引っ越す前に最後に参拝した筑波山神社もイザナギとイザナミが御祭神。引越し前に、方災除祈願をした検見川神社もスサノオとイザナミを祀っています。千葉に住んでいた時の氏神様である菊田神社の御祭神もオオナムチ(=オオクニヌシ)で出雲系でした。沖縄で今住んでいる近くにも出雲大社沖縄分社があったりします。さらにちなみに、出雲にも熊野大社があります。

沖縄とのご縁

沖縄に初めて行ったのは、2010年。次が2013年。で、2017年の年末〜2018年の年始。2018年10月。
2019年3月、4月、6月、そして移住。沖縄の神社の信仰は熊野であり、お寺は真言宗系が多いんです。

何も知らなければ、意味不明な話でしょうが、わかる人からしたら、おぉ〜!ってなるでしょう。
まあ、どっちでもいいんですけど(笑)

何かわからないサムシンググレート

とりあえず、こうやって色々な知見を身につけてくると、沖縄に移住したのも、高野山に通うようになったのも、必然のようにしか感じられなくなっています。何か大いなる力サムシンググレートに導かれているようにしか思えないなと。

この世の中には、目に見えない不思議な力が働いていたりすると思われます。だって、重力だって目に見えない不思議な力の1つでしょ?全然不思議なことではないんです。まだ、いわゆる見えない力は、科学では証明できていないだけで、わからないものを推察して証明するのが科学でしょ?てことは、そのうち証明されるかもしれないじゃない。

私は、もともと、無神論者ですし、科学大好き人間です。今も、別に神様仏様〜!みたいな信仰は一切しておりません。特定の宗教には興味がありません。特定にいくと偏っちゃいますからね。いつもフラットな立場でいたい。(中庸でありたい)だから、トレーナーの団体とかでも、特定の団体には傾倒してきていません。←だいたい派閥争いでめんどくさい(笑)

とにかく、何か目には見えない大いなる力、何かわからないけど働いている力があるんだろう、という見解にはなっています。基本的に胡散臭いことは嫌いです(笑)でも、現実に起きているし、色々な知見を手に入れ、素直に物事を捉えていくと、目に見えないからって信じないという理由にはならないなと思うようになりました。仏教でいう柔軟心(にゅうなんしん)が身につきました。

胡散臭いと思うのは、あなたが無知だから

胡散臭いと思うのは無知だからかなと。あらゆることは、無知だと判断基準がないので、胡散臭いとしか思えません。「無知」と書いて「知ら無い」ですしね。知っていれば、それは当然としか言いようがないんです。重力を知っている人からしたら、重力は当然でしょう?筋トレであっても、鍼灸であっても、どんな知見も、知っている人からしたら、なんら不思議なことではないはずです。知らないから不思議に思えるだけですよね。それが真理です。

とにかく、私はジャンルを問わず、年間200冊以上本を読んでいますし、今年は300冊ペースで読んでいますから、圧倒的なインプット量だと自負しています。知識を増やした上で、包括的に物事を判断するようにしています。だから、自信を持って書いています。書きたいことを書きたいだけ書いています(笑)

次回の予定

さて、長文が続いておりますが(笑)、次回は、今週末に愛知で行う日本スポーツ施術者協会の研修について書く予定です。たぶん、そんなに長くならないはずです(笑)

それでは、またやーさい!
(それでは、また!)

最近お気に入りの、パルコシティ浦添のタリーズコーヒーより。
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