
ハイサイ!
千葉から沖縄に移住したパーソナルトレーナーの五木田です。
デュアルライフを実践中。ボヘミアンな働き方をしています。
2年目がスタートした『高野山心の相談員養成講習会』。
1回目、2回目の講義を受講し、今回3回目を受講しましたので、その記録です。
高野山心の相談員養成講習会について
2019年の5月から『高野山心の相談員養成講習会』を受講しております。
心の相談員養成講習会は、2年間ありまして、1年目の講義が終わりました。
過去の受講記録は、こちら↓。
2年目の予定だった2020年度は、コロナ騒ぎで中止となりまして、
今年は、オンラインで開催されることが決まりました。
というわけで、10月末に第3回の講義をオンラインで受講しました。
テーマは「カウンセリングⅢ」と「密教福祉」でした。
カウンセリングⅢ
今回は、カウンセリングⅢということで、
- カウンセリング過程の実際
- マイクロカウンセリング入門〜再度、コミュニケーション能力の向上のために〜
- 実践的カウンセリング〜事例を通しての応答トレーニング〜
という3つのテーマでご講義いただきました。

カウンセリングについて、復習も兼ねてとても丁寧にわかりやすく説明していただき、実際の流れ、必要な準備、配慮、初回の面接、信頼関係の築き方、契約、面接の中期・終期の心構えなどが、具体的にイメージできました。
色々と知っている知識もありましたし、やっていることもあるのですが、やはり知っているのと実践できているは違うなと良い反省になりました。
密教福祉

私は、漢字の意味から、本来の意味を考えるのが好きなのですが、講義の中で、
「福」も「祉」も、「さいわい」を表し、「福祉」とは、「幸せを目指すもの」である
というのは、目から鱗でしたし、福祉を考える上での大前提に捉えるべきだなと思いました。
全国民に対して、一般的な生活問題の解決を目指す取り組みのことを社会福祉と言いますが、
「福祉」が「幸せ」を目指すものであるならば、全人類、全いのちに、
「幸せになる権利」があり、「社会福祉」は「人権」が基本となります。
基本的人権は尊重されなければならず、すべての人、すべてのいのちに平等に権利があります。
ワクチンパスポートなどは、基本的人権を侵害しており、公的なサービス、社会福祉とは到底思えません。
「福祉」という視点と、仏教的観点・密教的観点からも「幸福」を目指すというのは一致し、前回の講義にもあったノーマライゼーション(障害のある人もない人も、互いに支え合い、地域で生き生きと明るく豊かに暮らしていける社会を目指す)という考えと、密教思想の「共生」という世界観も、みんなが当然のように支え合い、お互いに補いあい、人類の幸せを目指すという意味で、とてもしっくりきました。
高野山真言宗が、なぜ福祉事業をしているのか?
その根本的理由が改めてよくわかりました。
仏教的観点・密教的観点を知れば知るほど、深みが見えてきて、どんどん学びが楽しくなっており、さらに仏教・密教を学んでいきたいと思いました。というわけで、その後、こんな本たちを読みました。
今回も、とても良い学びの機会となりました。
次の4回目は今現在聴講中で、最後の5回目は、今週末に高野山まで行き、現地で学んできます。
セッションのご希望などについては、お気軽にご連絡くださいませ。

それでは、またやーさい!
那覇市内の自宅より
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