キレイな姿勢と動けるカラダづくり専門の
千葉のパーソナルトレーナー五木田です。
実は、厳密にいうと、
人は、人の話を聴いていません。
例えば、
「あなたは、海が好きですか?」という質問をしたとします。
あなたはイエスかノーかで答えると思います。
でも、その「海」ってどんな海ですか?
「海」という言葉からイメージする景色というのは、
人によって全く違うはずです。
私とあなたで、同じ「海」でも全く違うものをイメージする可能性があります。
南国の穏やかな海かもしれないし、
北海道の流氷かもしれないし、
台風で荒れ狂う海かもしれません。
楽しい思い出かもしれないし、
怖い体験かもしれないし、
悲しい出来事かもしれません。
つまり、
人は、目の前の人が話した言葉を直接聴いて理解しているのではなく、
聴覚がキャッチした情報を自分の脳が解釈・意味づけし、
解釈・意味づけした自分の声を聴いていることになります。
話を聴いて「○○とはあのことだな」と考え、○○について答える。
でも、その○○は自分の解釈したものであり、相手の言う○○とは違う可能性がある。
その認識がズレている可能性がある。
だから、誤解が生まれるかもしれない。
お互いに勘違いしてしまうかもしれない。
うまく会話が成立していないかもしれない。
もしかしたら「海」という概念すら知らない人もいるかもしれない。
それなら、まず「海」というものを、
理解してもらうところから始める必要がある。
共通の言語、共通の理解、共通の認識を共有できていないと、
会話が成立しないことが多々あります。
得てして、人は共通の認識がある前提で話をしがちです。
でも、人はそれぞれ知識や経験が全く違うので、認識は全く違うものとなるはず。
完全に一致することはありえないので、共通の認識があるという前提はありえない。
だから、私は
「それは、どういう意味で言っていますか?」
などとよく聞きます。
その上で、
「それは、こういう認識で合っていますか?」
と確認します。
自分が言ったことは、相手は理解してくれるはず。
ボールを投げたら、相手が捕ってくれるはず。
そんな前提では、うまくいきません。
人は、話を聴いてくれているようで、
実は、相手の頭の中での解釈・意味づけをした
自分の心の声を聴いているんです。
その前提で会話をすることによって、
誤解や勘違い、確執は生まれないのではないでしょうか?
伝えたいことが、伝わるように、伝える努力をする。
伝わらないなら、伝わるように、工夫を続ける。
相手を思いやる。相手の目線に立って物事を考える。
そんな気持ちが大事ではないかと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、また!
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常に色んなことを考えまくっている
パーソナルトレーナー
五木田穣
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岩田松雄リーダーシップスクールのインタビュー記事です。
ダイエットコンシェルジュ様から、「あなたが走っても走っても痩せない理由はコレ!運動とダイエットの関係性とは」といった内容で取材を受けましたので、私の考えをお伝えさせいただきました。
特集「~知っておきたい身体の機能~呼吸と運動の関係」において、DNS、FMSといったメソッドを中心に呼吸と運動の関係についての解説とエクササイズ監修をさせていただきました。
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