千葉のパーソナルトレーナー五木田です。

 

先日、「動作評価に基づく運動指導の考え方〜soft tissue(軟部組織)へのアプローチ〜」といった内容で、現在はテキサス州ヒューストンで活躍している川崎章広氏と共にセミナーを開催しました!

 

まず前半に、私が「動作評価」についての講義を担当させていただきました。

 

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座学の後は、2組に分かれて実技です。

 

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↑楽しそう(笑)

 

後半は、川崎章広氏による、ヤムナ®ボディローリングでのsoft tissue(軟部組織)へのアプローチをご紹介いただきました。

 

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ヤムナで身体がほぐれすぎて、かなり眠くなってしまいました(笑)

 

■なぜ、動作評価が必要なのか?

"病院で診察せずに薬をもらう人はいないのに、トレーニングに関しては動きの適切な評価なしにトレーニングを始める人が多い"

 

これは、動作評価をするシステム(FMS:Functional Movement Systems)を開発した米国の理学療法士であるGray Cook氏が述べた言葉です。

 

例えば、車の車検って何で取るのでしょうか?

 

車の車検は、「この車は走らせても大丈夫ですよ」「この車は動かしても問題がありませんよ」という点検・修理・証明をするものですよね。

 

車検で車のどこかに問題があることが分かれば、その問題のある箇所の修理をするでしょう。

 

人の身体の場合は、動作評価をすることによって、身体の修正箇所、方向性が導き出すことができます。

 

"身体の車検"に当てはまるものの一つが、動作評価と言えます。

 

頭痛がしたら、頭痛薬を飲めばいいのか?

その頭痛の原因は何なのか?

 

肩が凝ったら、マッサージすればいいのか?

その原因は何なのか?

 

原因を解決しなければ、その場しのぎの対症療法では、いつまで経っても改善することができません。

 

■筋肉ではなく、動作を鍛える。

 

例えば、歩く時に、太ももの筋肉を使って歩こうなんて考えますか?

例えば、立ち上がる時に、お尻の筋肉を使って立とうなんて考えますか?

例えば、ボールを投げる時に、腕の筋肉を使って投げようなんて考えますか?

 

そもそも、何かの動きをする時に、どこの筋肉を使って動こうなんて考えてません。

 

よく、腰が痛いのは腹筋が弱いからだと言って腹筋を鍛えようとする人がいます。

 

でも、ちょっと待ってください!!

 

腰が痛いのは、腹筋が弱いからなんでしょうか?

誰と比べて弱いのでしょうか?

どこと比べて弱いのでしょうか?

本当に腹筋が弱いから腰痛になったのでしょうか?

 

筋力があれば怪我をしないなら、スポーツ選手は誰も怪我をしないはずではないでしょうか?

 

でも、筋骨隆々のスポーツ選手でも怪我をしていますよね。

 

となると、筋肉ので強い弱いではなさそうだと言えるのではないでしょうか?

 

筋肉の問題ではなく、筋肉の使い方の問題です。

 

身体の使い方、動作に問題があるんです。

 

 

投球動作で怪我をしたなら、まず投球動作を見直すべきでしょう。

日常生活で腰痛が出ているなら、日常生活を見直す必要があるでしょう。

 

身体の使い方、動作を見直していく必要があります。

 

■腰痛がある人と腰痛がない人。

腰痛がある人は、なぜ腰痛があるのでしょう?

 

赤ちゃんで腰痛があるなんてないですよね?

たぶん3歳でもないでしょう。5歳でもないですよね。

 

いつからか、成長するに従って、腰痛がある人と腰痛がない人に分かれていきます。

この差は何でしょうか?

 

それは、生活習慣です。

 

いつも日常的にどんな姿勢をしているか。どんな動きをしているかです。

腰に負担をかけてしまう動きをしているか、していないかだけの差です。

 

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現代人の生活パターンの身体の使い方は、ヒト本来の動きとして、とても不自然ではないでしょうか?

たぶん、原始人に腰痛はなかったと思うんですよね。動物にもいませんよね。

やっぱり、赤ちゃんにもいません。

 

■動作を変えるために。

生活パターンは少しずつ、皆んな違います。身体の使い方の癖も皆んな違います。

でも、自分の身体の使い方の良し悪しなんて自分では判断できませんよね。

だから、客観的に判断してもらう必要があります。

 

その上で必要なアプローチをする必要があります。

 

アプローチの方法も色々ありますが、今回は、特殊設計されたヤムナボールを使ったセルフボディメンテナンスの方法を行ったというわけです(^^)

 

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身体がほぐれて、身体の動きが変わって、皆さん、いい顔してますね〜♪

 

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

 

ご自身のトレーニングや身体のケア、またはクライアントへのアプローチの一つとして、今回の学びを活かしていただければ何よりです。

 

またの機会に宜しくお願い致します(^^)

 

 

パーソナルトレーナー

五木田穣

 

 

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