「頑張っているのに、成果が出ない」のなぜ?を考えてみた。

キレイな姿勢と動けるカラダ専門の

千葉のパーソナルトレーナー五木田です。

 

頑張っているのに、望むような成果が出ないという話はよく聞きます。

では、なぜ結果が出ないのでしょうか?

 

それには、以下の3つの要素が考えられると思います。

①頑張り方が足りない。

②頑張り方が悪い。

③頑張るところが間違っている。

 

順番に、解説していきます。

 

①頑張り方が足らない

まず、考えられるのが、本人は頑張っているつもりでも、全然足りてないと言う場合。

『頑張ってる』というのは、あくまで主観であり、実際の頑張り量とは別の話です。

 

例えば、自分は頑張っているつもりなのに、上司や先生、親から怒られる。。

そんな経験はないでしょうか?

 

「つもり」はあくまで「つもり」であり、主観的な判断になります。

客観的にみて、「いやいや全然足りてないから。。」

ということもありますよね。

(無駄に怒るだけの人もいますね)

 

例えば、週に1回のジムでも頑張ってますという人もいるし、

週に5回ジムに通っていても、頑張るなんて思っていない人もいます。

 

週1回が悪いということも、週5回が素晴らしいということもありません。

良いか悪いかは、その人の目的によるし、価値観によります。

 

その事実をどう捉えるかは、捉える人の主観でしかありません。

起きている事象にどう意味づけ、解釈をするのか?

主観は主観でしかなく、そういう意味ではあまりあてになりません。

 

一つ言えることは、第三者からの客観的な意見は大事だということです。

 

②頑張り方が悪い

次に、考えられるは、本人は頑張っているつもりでも、頑張り方が悪いという場合。

これも一緒で、自分は頑張っているつもりなのに、

やり方が悪いと、上司や先生、親から怒られる。。

 

これは、効率的な方法を知らないだけと言えます。

自分では、効率的だと思っている方法も非効率だったりするわけで、

やはり、主観は主観であり、実際に効率的とは限らないのです。

(やっぱり、無駄に怒るだけの人もいますけどね)

 

例えば、時間の使い方です。

夜疲れた状態で作業するよりも、朝早起きして作業した方が

作業効率が良いことが脳科学的にも証明されています。

 

「いやいや、私は、夜の方が作業がはかどるよ」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

結局のところ、それは主観であり、知らないだけと言えます。

 

より良い方法を知るために、

新しいこと、新しい意見を知ろうとすることは大事だと思います。

 

③頑張るところが間違っている

最後に、考えられるのは、本人は頑張っているつもりでも、

全然検討違いなことをしている場合。

 

極端な例でいうと、野球がうまくなりたいと思っているのに、

サッカーの練習をしているみたいな。

でも、こういうことあるあるなんです。

 

ピッテャーが下半身の安定感が欲しいと思って、走りこむ。

実際のところ、ピッチング時の下半身の安定感とランニングの関係性は、

ものすごく低いです。有酸素運動では筋肉つきませんしね。

 

やるなら、筋トレ。

種目で言うなら、スクワット、デッドリフト、ランジです。

 

思い込みで、良かれと思ってやってることが間違っている場合もあります。

やはり、客観的な評価、客観的な意見は大事だと思います。

 

成果=努力の質×努力の量×努力の方向性

以上の3点のポイントをただしていけば、

頑張った分だけの成果が得られるでしょう。

 

ただ、頑張れば良いというのは、ちょっと無責任ですし、根性論的ですよね。

成果=努力の質 × 努力の量 × 努力の方向性

と、私は考えています。

 

具体的な目標に対して、何が必要か?

それを頑張る。

必要でないことを頑張っても、それは無駄にしかなりません。

 

量か?質か?という話がよくありますが、、

 

質が悪いものを量こなしても、良い成果は出ません。

かといって、質が良ければそれで良いというものでもありません。

 

例えば、ウサギとカメの話で、ウサギが途中休まなかったら、

圧倒的な差でウサギが勝ちますね。カメが勝てる要素はないでしょう。

 

質が良いものを量こなせられたら、手も足も出ないということです。

量か?質か?ではなくて、量も質も、両方必要でしょう。

(水中だったら、カメが勝ちますね)

 

さらに言うなら、ウサギが圧倒的なスピードで、圧倒的な努力をしたとしても、

ゴールと逆方向に向かってしまった場合、せっかくの質と量も台無しです。

努力は方向性が大事なんです。

 

まとめると、まずは、努力の質が大事。

効率よく、合理的に、努力する。

 

そして、努力の量

が良いものを量こなす。

 

さらには、努力の方向性。努力が目的に向かっているか。

どんなに良い努力も、目的と一致しなければ、

それは無駄な努力となってしまいます。

 

頑張ってるのに、望むような成果が出ないという場合、

量。質。方向性。

この3点から振りかってみるといいかもしれません。

 

よくわからない場合は、第三者の意見を聞いてみましょう。

 

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本日もお読みいただき、ありがとうございます。

 

それでは、また!

 

頑張っても結果が出なかった

パーソナルトレーナー

五木田穣

 


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