意識から無意識へ。ゴールは習慣化すること。

キレイな姿勢と動けるカラダ専門の

千葉のパーソナルトレーナー五木田です。

 

私が提供したい価値は、最終的に自分でできるようにすることです。

つまりは、『習慣化すること』をゴールとしています。

 

自分でできるまで習慣化しないと、やめたら元に戻ってしまう。

元に戻ってしまうのであれば、やった意味ないじゃない。。

 

と、思うので、ゴールは『単に結果を出すこと』ではなく、

『結果を出した上で、習慣化することとしています。

 

その時に前提として考えるのが、ラーニングマトリックスという概念です。

 

ラーニングマトリックス

脳の学習過程において、4段階あるということなんですが、

ざっくりと説明すると、以下のようになります。

 

①無意識で できていない。

例えば、無意識で姿勢が悪い状態です。

姿勢が悪いということを本人が認識できていない状態です。

 

この状態では、指導者から何を言われてもよく理解できず、

うまく動かすことができません。

 

何か新しいことを始めようとした初期の段階です。

最初はみんなここです。

 

②意識できるが でもできない

次が、

姿勢が悪いことは理解できる。でも、どうしたらいいのかわからない

といったような状態です。

 

この状態では、指導者から言われていることは理解できてきていますが、

でも、まだうまく動かすことができない状態です。

 

直したいだけど、直せない。

うまくやりたいんだけど、うまくできない。

そんな状態です。なかなか歯がゆい状態かもしれません。

 

意識が変わり始めた段階で、この段階から徐々に体が変わり始めます。

ここで粘って続けること、続けることで徐々に体が変わり始めるんです。

 

③意識すれば できる

その次が、意識すれば、良い姿勢を保つことができる。

そんな状態です。

 

この状態では、意識すればうまく体を動かすことができます。

ただし、意識が抜けてしまえばうまく動かすことができません。

 

これくらいの段階にくると、かなり体にも変化が出てきています。

意識レベルはだいぶ高く、この段階までくると、

身体は劇的に変わっているでしょう。

 

意識レベルを高く保つためには、知識が必要です。

この段階にくるまでに、色々なことを知り、覚えていきます。

 

意識が変われば行動が変わる。

行動が変われば習慣が変わる。

ってやつですが、意識が変わるためには、知識が必要です。

 

さらに言えば、意識している時点ではまだ不自然です。

逆に言ってしまえば、意識すればできる=意識してないとできないってことです。

これでは、まだ足りない。まだゴールとは言えません。

 

動物も赤ちゃんもトップアスリートも、意識しては動いていませんよね?

体が勝手に反応する。そんな状態が理想だと思っています。

 

④無意識で できている

最後の究極の段階です。

何も意識はせずとも、姿勢が良い。無駄な力が入っていない。

そんな状態です。

 

この段階では、ごくごく自然に良い状態が保てています。

自然にやっているので、無駄な力が入っていない。

とにかく美しい。気持ちが良い。そんな状態です。

 

この状態にいたるには、必ず、意識してやる段階が必要です。

意識してやり続けた結果、自然とできるようになり、習慣化され、

無意識で自然とできるようになっていきます。

 

イメージとしては、朝起きたら顔を洗うように、

ご飯を食べたら、歯を磨くように、

それくらい自然とやるように、習慣化することです。

 

一度習慣化されてしまえば、特に意識することなくできるようになります。

究極のゴールはここ。

ここまでの段階になってしまえば、特に頑張る必要はありません。

 

習慣化するためには?

人が習慣化するために必要な期間は、毎日意識して行えば、

3週間〜2ヶ月くらいと言われています。

そして、習慣化するためには、習慣化する仕組みが必要です。

 

なので、私は、毎日意識してできる方法でお伝えするようにしています。

トレーニングのためのトレーニングとならないよう、

日常生活、競技につながる形でお伝えしています。

 

例えば、スクワットはイスから立ち上がるような動作です。

スクワットを意識して10回やる時間を取るよりも、

イスから立ち上がる動作はスクワットだと思ってやったほうが、

日常生活に溶け込みます。習慣化しやすいです。

 

イスから立ち上がる動作だったら、

食事でイスに座る時、立ち上がって食器を片す時、

トイレにいった時、座って休憩しようとした時、

1日の中で、何度もあるはずです。

 

スクワットをして、筋肉を鍛えようというのではなく、

ごくごく自然に、自然な形で、効率よく、合理的に身体を動かせるようにする。

そっちのほうがいい。

 

だって、日常生活で筋肉を意識して動こうとすることなんてないから。

(もちろん、筋肉は筋肉で鍛えた方がいいんですけど、それも目的によります)

 

歩くときも、座っている時も、立ち上がる時も、

常に良い動きをするようにする。

それを毎日意識してみる。

 

『やらなければいけない』だと楽しくない。『やりたいからやる』が良い。

やると自分にとって気持ちが良いからやる。居心地が良いからやる。

義務感だとストレスだから、義務感でやらない。主体的にやる。

 

そうすれば、習慣化しやすく、

トレーニングとして、わざわざやらなくても日常生活でできているから、

体を良い状態に保てる。

 

色んな目的の方がいらっしゃるかと思いますが、普通に考えて、

日常生活の中で、腰が痛いとか、太ったとかが起きたわけですから、

問題というか原因は、日常生活の中にあるに決まっています。

 

 

週に1回や2回、1時間程度やったところで、

目が日常生活に向いていないのならば、自分でできるようになっていないのであれば、

やめたら元に戻ってしまいますし、それならば何の意味があるのでしょうか?

 

だから私は、日常生活にまで介入していかないと

根本的な問題解決にならないと考えています。

日常生活に活かせるトレーニングをする。

日常生活ありきのトレーニングをする。

 

日常生活で、無意識に、体に良いことができている。

体に良いことは何か、体に悪いことは何かを知っている。

その上で判断ができる。それが理想かなと。

 

意識してやるを繰り返し、無意識に落とし込む。

意識から無意識へ。

 

ゴールを無意識レベルに設定することで、やるべき方法が変わります。

『結果を出した上で、習慣化すること

私は、そんな価値を提供していきたい。そう思っています。

 

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本日もお読みいただき、ありがとうございます。

 

それでは、また!

 

トレーニングを教えるのではなく、自分で体を変える方法を教えます

パーソナルトレーナー

五木田穣

 


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